・米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)の2月5日付発表によると、ホンダの米国現地法人American Honda Motorは、エアバッグの不具合により、2020年型から2022年型モデルの一部車両75万114台をリコールする。助手席の重量センサーが割れてショートすることにより、衝突時にエアバッグの展開が適切に制御されず、乗員が負傷する可能性があるという。
・対象車両は以下のとおり:
- 2020-22年型のホンダ「パイロット(Pilot)」、「アコード(Accord)」、「シビック(Civic)」セダン、「HR-V」、「オデッセイ(Odyssey)」
- 2020年型のホンダ「シビック(Civic)」クーペ、「フィット(Fit)」
- 2021-22年型のホンダ「シビック(Civic)」ハッチバック
- 2021年型のホンダ「シビック Type R」、「インサイト(Insight)」
- 2020-21年型のホンダ「CR-V」、「CR-V」ハイブリッド、「パスポート(Passport)」、「リッジライン(Ridgeline)」、「アコード(Accord)」ハイブリッド
- 2020年型のアキュラ「MDX」
- 2022年型のアキュラ「MDX」
- 2020-22年型のアキュラ「RDX」
- 2020-21年型のアキュラ「TLX」
・センサーアセンブリのウェイトは、イリノイ州マリオン(Marion)のAisin Electronics Illinoisが供給している。
・販売店はシート重量センサーを無償で交換し、3月18日までにオーナー宛に通知書を郵送する。