東海ゴム工業 2006年度の動向
ハイライト
業績
単位:百万円 | 2007年3月期 |
2006年3月期 | 増減率(%) | 要因 |
全社 | ||||
売上高 | 280,302 | 252,489 | 11.0 | - |
営業利益 | 23,096 | 19,665 | 17.4 | |
経常利益 | 22,843 | 19,452 | 17.4 | |
当期純利益 | 13,907 | 11,481 | 21.1 | |
ゴム製品事業 | ||||
売上高 | 228,046 | 202,977 | 12.4 | 下記参照 |
営業利益 | 19,977 | 18,008 | 10.9 | - |
要因(ゴム製品事業)
・自動車用ゴム製品分野:国内自動車メーカー各社の生産台数が海外を中心に拡大したことに伴い、北米・アジア・欧州の海外子会社の生産が拡大。
・自動車用防振ゴム:電子制御式マウントなどが増加。
・自動車用ホース:樹脂とゴムの複合低透過ホースなど環境規制対応品が伸長。
海外事業
米オハイオ工場で、電磁式ACM(エレクトリックアクティブ・コントロール・エンジンマウント)の生産を開始する。電磁式ACMは、上級車種に採用されている。主にホンダ車に搭載されているほか、トヨタも一部の上級車に採用している。同製品は国内で生産しているが、ホンダやトヨタが米国生産を拡大するのに応じて、現地での需要が増える見通し。生産場所は、自動車用防振ゴム、自動車用ホースを生産しているオハイオ州の「DTRインダストリーズ」で行う。生産開始時期は2008年ごろをめどにしている。(2007年2月27日付日刊自動車新聞より)
開発動向
2007年3月期のゴム製品事業の研究開発費は6,050百万円。
自動車分野においては、低コスト化、環境対応、乗り心地性向上、更にはグローバル対応を目指して先進的な技術を開発に注力。
研究開発体制
新商品開発・新事業創出などを目的として、以下の4つの研究所で活動を実施。
①要素技術研究所:制御・設計・材料の複合先端技術研究を推進。
②材料技術研究所:新規材料開発を推進。
③商品開発研究所:新商品の開発・事業化の推進。
④モノづくり研究所:革新的なものづくり技術の開発。
自動車分野においては、低コスト化、環境対応、乗り心地性向上、更にはグローバル対応を目指して先進的な技術を開発に注力。
研究開発体制
新商品開発・新事業創出などを目的として、以下の4つの研究所で活動を実施。
①要素技術研究所:制御・設計・材料の複合先端技術研究を推進。
②材料技術研究所:新規材料開発を推進。
③商品開発研究所:新商品の開発・事業化の推進。
④モノづくり研究所:革新的なものづくり技術の開発。
設備投資
2007年3月期の設備投資総額は21,011百万円
ゴム製品事業では、同社及びDTR TENNESSEE, Inc.の防振ゴム、ホースの製造設備を中心に18,152百万円の投資を行った。
2004年に同社がフコク物産との合弁で設立した東海橡塑(合肥)有限公司(通称:TRFH)にこのほど日系メーカーとして初めて中国における油圧機器用高圧ホースの一貫生産ラインの導入を決定した。又、東海橡塑(合肥)有限公司と同じ、安徽省合肥の開発区内に新たに高圧ホース本体の生産工場を建設する。既存工場の能力増強に加えてホース・金具生産・アセンブリまでの一貫生産を2008年1月より開始する予定。投資総額は約15億円。当初のホース月産能力は約22万メートルで、将来的には約48万メートルまで拡大させる方針。(2007年1月15日付け同社プレスリリースより)
設備の新設
ゴム製品事業では、同社及びDTR TENNESSEE, Inc.の防振ゴム、ホースの製造設備を中心に18,152百万円の投資を行った。
2004年に同社がフコク物産との合弁で設立した東海橡塑(合肥)有限公司(通称:TRFH)にこのほど日系メーカーとして初めて中国における油圧機器用高圧ホースの一貫生産ラインの導入を決定した。又、東海橡塑(合肥)有限公司と同じ、安徽省合肥の開発区内に新たに高圧ホース本体の生産工場を建設する。既存工場の能力増強に加えてホース・金具生産・アセンブリまでの一貫生産を2008年1月より開始する予定。投資総額は約15億円。当初のホース月産能力は約22万メートルで、将来的には約48万メートルまで拡大させる方針。(2007年1月15日付け同社プレスリリースより)
設備の新設
会社名 事業所名 |
所在地 | 設備の内容 | 投資予定金額 (百万円) |
着手年月 | 完了年月 |
本社及び小牧製作所 | 愛知県小牧市 | 新技術研究所棟 | 3,185 | 2007年5月 | 2008年6月 |