株式会社フコク 2008年3月期の動向
ハイライト
業績 | (単位:百万円) |
2008年 3月期 |
2007年 3月期 |
増減率 (%) |
要因 | |
全社 | ||||
売上高 | 56,405 | 51,848 | 8.8 | -防振機能製品を中心として、受注が好調に推移。 |
営業利益 | 2,767 | 2,948 | (6.2) | -ゴム材料や鋼材の高騰、販管費の増加などが大きく影響。 |
経常利益 | 2,565 | 3,082 | (16.8) | -為替差損や支払利息の増加などが影響。 |
当期純利益 | 1,551 | 1,778 | (12.8) | - |
工業用ゴム製品 | ||||
売上高 | 48,405 | 44,184 | 9.6 |
-大型トラックや建機メーカーからの受注増及び乗用車メーカー向けの新規拡販を軸に防振機能製品の売上が増加したこと、高機能ワイパーブレードラバーの受注が好調だったことが寄与。 |
営業利益 | 2,539 | 2,665 | (4.7) |
-ゴム材料や鋼材の高騰、販管費の増加などの影響により減益。 |
受注
-2007年度の主な受注は以下の通り。
製品 | 納入先 | 状況 |
小型ディーゼルエンジン用アイソレーションプーリー | 海外及び国内の乗用車メーカー | 受注 |
小型ガソリンエンジン用アイソレーションプーリー | 海外及び国内の乗用車メーカー | 受注 |
商用車用ダンパープーリー | 国内メーカー | 受注 |
乗用車用ダンパープーリー | 海外及び国内メーカー | 量産開始 |
フッ素系特殊ゴムを使った公害規制対策用シール部品 | 国内大手部品メーカー | 受注 |
ショックアブソーバー用シール部品 | 国内大手部品メーカー | 量産開始 |
乗用車用アイソレーションプーリー | 北米自動車メーカーのアジア拠点 | 受注 |
乗用車用ダンパープーリー | 中国の現地自動車メーカー | 受注 |
ブースター用ダイアフラム | 新興市場ブレーキメーカー | 量産開始 |
開発動向
-2008年3月期の研究開発費は、897百万円。
設備投資
<海外>
-2007年度には、新たにタイのコラート工場を稼働に移した。また、韓国に新工場用地を確保するなど、将来を見据えての生産能力増強に着手。
技術導入契約(2008年3月現在)
技術供与契約(2008年3月現在)
設備投資
<海外>
-2007年度には、新たにタイのコラート工場を稼働に移した。また、韓国に新工場用地を確保するなど、将来を見据えての生産能力増強に着手。
技術導入契約(2008年3月現在)
相手先 | 内容 | 有効期間 |
Rood(米国) | トーションブッシュ及びサーフェスエフェクトの設計製造技術 |
2001年10月23日- 2011年10月23日 |
C.F. Gomma S.p.A.(イタリア) | エアスプリングの設計製造技術 |
2003年7月2日- 2013年7月1日 |
技術供与契約(2008年3月現在)
相手先 | 内容 | 有効期間 |
Rood(米国) | ビスカスマウントの製造技術 |
2001年10月23日- 2011年10月23日 |
C.F. Gomma S.p.A.(イタリア) | CVJブーツの製造技術 |
2002年12月1日- 2012年11月30日 |
設備投資
設備投資