サンコール株式会社 2006年度の動向
ハイライト
業績
単位: 百万円 |
2007年 3月期 |
2006年 3月期 |
増減率(%) | 要因 |
全社 | ||||
売上高 | 36,319 | 32,195 | 12.8 | ・自動車関連部品が期間を通じて高操業度で推移。 ・HDD用サスペンションの売上が伸長。 |
営業利益 | 3,099 | 3,047 | 1.7 | - |
経常利益 | 3,295 | 3,349 | (1.6) | ・増収効果とともに為替差益による恩恵を受けたものの、海外子会社を中心とした新規設備投資等による先行費用により減益。 |
当期純利益 | 1,807 |
1,733 |
4.3 | ・前期あった減損損失等の消滅。 |
精密機能製品関連 | ||||
売上高 | 18,874 | 16,177 |
16.7 |
・弁ばね、スターター用リングギア等のエンジン部品、リターンスプリング、ダンパースプリング、異形リング等のトランスミッション部品、シートベルト用リトラクターぜんまい、ブレーキシステム関連等の安全用部品が順調に伸張。 |
開発動向
研究開発費用
・2007年3月期の研究開発費用は全社で1,097百万円。
(主な研究開発の成果)
EV用モーター、インバーター周辺商品
・ハイブリッド自動車市場の将来性に着目し、コア技術である精密塑性加工をベースとして、新たに開発した絶縁皮膜加工技術を複合させることにより、EV用モーター、インバーター周辺の商品開発を推進。また、機構部品としてのみでなく機能部品としての用途開発も新たなテーマとして注力。
ピストンリング材、3ビートバルブコッタ材
・精密異形線技術を活用し、自動車部品に用いる異形線の精度向上と複雑形状化の開発を推進。研磨レスピストンリング材、ディーゼルエンジン用3ビードバルブコッタ材などの開発を完了し、実用化の段階に進んだ。
・2007年3月期の研究開発費用は全社で1,097百万円。
(主な研究開発の成果)
EV用モーター、インバーター周辺商品
・ハイブリッド自動車市場の将来性に着目し、コア技術である精密塑性加工をベースとして、新たに開発した絶縁皮膜加工技術を複合させることにより、EV用モーター、インバーター周辺の商品開発を推進。また、機構部品としてのみでなく機能部品としての用途開発も新たなテーマとして注力。
ピストンリング材、3ビートバルブコッタ材
・精密異形線技術を活用し、自動車部品に用いる異形線の精度向上と複雑形状化の開発を推進。研磨レスピストンリング材、ディーゼルエンジン用3ビードバルブコッタ材などの開発を完了し、実用化の段階に進んだ。
設備投資
設備投資
-2007年3月期の設備投資費は約3,667百万円
-生産能力の増強、品質向上及び合理化投資を中心に設備投資を実施。
(主な内容)
・精密機能製品の生産設備:
弁ばね・スターター用リングギアなどの増産対応及び品質向上・合理化を中心に、2,289百万円
設備の新設 (精密機能製品部門)
-2007年3月期の設備投資費は約3,667百万円
-生産能力の増強、品質向上及び合理化投資を中心に設備投資を実施。
(主な内容)
・精密機能製品の生産設備:
弁ばね・スターター用リングギアなどの増産対応及び品質向上・合理化を中心に、2,289百万円
設備の新設 (精密機能製品部門)
会社名 事業所名 |
設備の内容 | 投資予定額 (千円) |
着手 | 完了予定 |
本社及び本社工場 (京都市右京区) |
生産設備 | 357,900 | 2007.04 | 2008.03 |
システム関連、建物及び構築物 (全事業部門共通) |
362,580 | 2007.04 | 2008.03 | |
豊田工場 (愛知県豊田市) |
生産設備 | 804,000 | 2007.04 | 2008.03 |
広瀬テクノロジー(株) (愛知県豊田市) |
生産設備 | 244,800 | 2007.04 | 2008.03 |
サンコールエンジニアリング(株) (山梨県南アルプス市) |
生産設備 | 131,000 | 2007.04 | 2008.03 |
サンコール菊池(株) (熊本県菊池市) |
生産設備 | 121,900 | 2007.04 | 2008.03 |
Suncall America Inc. (米国インディアナ州) |
生産設備 | 415,580 | 2007.04 | 2008.03 |
Sancall High Precision (Thailand) Ltd. (タイ チョンブリ県) |
生産設備 | 95,500 | 2007.04 | 2008.03 |
完成後の増加能力(上記すべての設備において):品質及び生産性向上