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Pirelli 展示会取材アーカイブス

2004年 パリモーターショー

-2004年パリモーターショーで、同社のUHP(Ultra-High Performance)タイヤを新たに構成するPlanet Zeroを発表。UHPタイヤは7月には夏冬2シーズン用のWinter Scottozeroが加わっている。これでP Zero Collectionが出揃い、安全面からの開発が進んでいる。最新のタイヤ圧及び温度コントロールシステムX-Pressureはそのひとつ。P6及びP7Eufori@run-flat(100%同社技術による)、Pax System(Michelinとの共同開発)も展示。Scorpion STR及びScorpion Zero Asimmetricoなどの四輪駆動車およびSUV向けタイヤも展示。

-P Lungaは世界の主要カーメーカーに採用されている。2004年パリモーターショーでは、Ferraris 612 Scaglietti, 新型F430及び575 Handling GTCが19インチの同社製品を装着。

-パリでは、P Zero brandは欧州の全トップカーメーカーから採用され多くのモデルに装着されている。さらに、最近ではrun-flat Eufori@が新型BMWのシリーズ1と3に、16インチ(基本モデル)及び17インチ(スポーツバージョン)が採用されている。新型Miniで実証されたEufori@がBMWのモデルにも拡大。

新X-Pressureシステム

-新X-Pressureシステムは、同社の独自技術。同社グループ内の会社間協力で培ったノウハウから生まれ、2005年にも発売が予定されている。

-最新X-Pressureでは、同社の2つの特許技術により、センサーをリムではなくタイヤ内表面に直接装着する基本新技術を実現。同技術によって、ユニットの装着が容易になり、タイヤ着脱時にセンサーへのダメージを与える危険性を除去できる。また、この新しいアーキテクチャーによって、センサーを直接装着する表面からの情報、つまり、トレッド付近の温度の推移に関するデータをさらに取り入れることができる。最近のX-Pressureがどの時点で機能するかを理解すること、つまりトレッド温度の測定は容易で、特に新製品の設計・開発中は有益となる。

-他に重要な特長として、X-Pressureシステムでは、同センサーの低レベルのエネルギー消費によって、車両の停止時でもシステムの作動が可能。タイヤ圧に異常がある場合、エンジン始動前のイグニッションキー挿入時に、警告を発し、問題の発生を知らせる。

-これら全ての特長が同システムの信頼性、6年に及ぶ自律性、将来の開発可能性(外部環境への接続、バッテリーの不使用)を支えており、さらには、あらゆる車種、またはキャンピングカーなどの小型商用車への装着を可能としている。実際、同社のX-Pressureシステムは、オフロード車など、常時タイヤ圧をチェックしなければならない車両にも装着可能。キャラバンのような非常に長いトレーラーを持つ車両にはリモートバージョンが搭載可能で、タイヤデータの比較及び牽引車の中央ディスプレイへのLinBusによる伝送が可能となっている。

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