長春一東離合器股份有限公司 2007年度の動向

ハイライト

業績
(百万元) 2008年度 2007年度 増減率(%) 要因
売上高 520.60 484.02 7.6% -中国の自動車排ガス規制政策の動向に対応し、重型トラック用クラッチの開発・生産に注力した結果、売上高が増加。
-顧客メーカーと協議の上製品価格を約5%値上げ。
営業利益 13.92 13.09 6.3% -コスト削減努力により利益を確保。
経常利益 15.29 13.18 16.0%
純利益 13.78 10.85 27.0%


長春ハイテク開発区の新工場建設及び移転計画
-2008年7月、同社は長春ハイテク開発区での新工場建設及び移転計画を発表した。このプロジェクトにかかる費用は約1億6千万元、同社は既に10万平方メートルの用地を取得した。移転後の年産能力は現在の130万セットから160万セットに引き上げられる見込み。(2008年7月23日付会社広告より)

包頭北奔重型汽車との戦略的パートナーシップ締結
-2008年 11月、同社は包頭北奔重型汽車(Baotou Beiben Heavy-Duty Truck)と戦略的パートナーシップを締結した。両社は共に中国兵器工業集団(China North Industries Group)の傘下企業。

組織再編計画の中止
-2008年5月、同社は2007年8月に可決した組織再編計画の中止を発表した。当初の計画では親会社「吉林東光集団有限公司(Jinlin Dongguang Group Co., Ltd.)」から傘下の自動車部品関連子会社の譲渡を受け、クラッチのほかブレーキ、リングギア、ランプ等を生産する総合部品メーカーとして組織再編を行う予定であった。

開発動向

2008年度の研究開発

-新製品開発:4製品、モデルチェンジ:5製品、2007年度からの継続開発:9製品、バージョンアップ:2製品、輸出用モデル:2製品。

設備投資

2008年度の主な設備投資
  (単位:百万元)
プロジェクト 資金 予定
投資額
本年度
の投資
投資済額の
対予算比率
進捗状況
長春ハイテク開発区の新工場用地取得費用 募集資金 10.60 10.60 100% 完了
長春ハイテク開発区の新工場建設、移転プロジェクト 自己資金 128.02 65.42 51.1% 建設完了
移転開始