Magna International Inc. 2014年12月期の動向

 

ハイライト

業績

(単位:百万ドル)
2014年
12月期
2013年
12月期
増減率
(%)
要因
全社
売上高 36,641 34,835 5.2 1)
営業利益 2,539 1,905 33.3 -
地域別売上高*
北米 18,282 16,744 9.2 2)
欧州 10,013 9,957 0.6 3)
アジア 1,640 1,391 17.9 4)
その他地域 668 858 (22.1) 5)
*完成車組立、治工具および製造技術は含まれていない。

要因

1) 全社売上高
-2014年12月期の売上高は、前年比5.2%増。その他地域で売上が減少したが、北米、欧州およびアジアで成長を見せた。さらに、完成車組立、治工具および製造技術の売上増も寄与。

2) 北米
-2014年12月期の売上高は前年比9.2%増。主な増加要因は以下の通り:
  • Chrysler 「Jeep Cherokee」、Ford 「Lincoln MKC」、日産 「Rogue」、BMW 「X4」、その他GMのフルサイズピックアップ車およびSUV向けの新規事業の開始
  • 既存製品の生産量増加
-上記要因による売上高増加は、下記の要因により一部相殺:
  • 為替差損 (433百万ドル)
  • 2013年中、またそれ以降の既存事業の終了
  • 2013年以降の値引き要請
3) 欧州
-2014年12月期の売上高は前年比で0.6%の微増。主な増加要因は、Mercedes-Benz 「GLA」、「A-Class」、「S-Class」、Porsche 「Macan」、Skoda 「Octavia」、Land Rover 「Range Rover Sport」等の新規事業の開始。

-上記要因による売上高増加は、下記の要因により一部相殺:
  • 既存製品の生産量減少および2013年中、またそれ以降の既存事業の終了
  • MINI 「Cooper」やMercedes-Benz 「C-Class」等の一部プロジェクトにおいて採用製品の減少
  • 為替差損 (45百万ドル)
  • 2013年以降の値引き要請
4) アジア
-2014年の売上高は、前年比で17.9%の増加。主な増加要因は以下の通り:
  • 中国、インド、韓国におけるAudi 「Q3」やFord 「EcoSport」を始めとした新規プロジェクトの立ち上がり
  • 既存事業における生産量の増加
-上記要因による売上高増加は、2013年以降の値引き要請により一部相殺。

5) その他地域
-2014年の売上高は、前年比22.1%の減少。主な減収要因は以下の通り:
  • 為替差損 (108百万ドル)
  • 既存製品の生産量減少および2013年中、またそれ以降の既存事業の終了
  • Mercedes-Benz 「C-Class」等の一部プロジェクトにおいて採用製品の減少
-上記要因による売上高減少は、2013年中および2013年以降の新規プロジェクトの立ち上がり、製品価格の上昇により一部相殺。

再編

Magna Steyrの電池パック事業の売却
-2015年2月、Magna Steyrの電池パック事業をSamsung SDI Co., Ltd.に売却すると発表。

複合材生産拠点の売却
-2014年8月、Continental Structural Plastics Inc.に米国およびメキシコの複合材生産拠点5カ所を売却。

企業買収

-2015年1月、Getragの買収を完了したと発表。Getragは、従業員約14,000名を雇用し、マニュアル、自動マニュアル、デュアルクラッチ、ハイブリッドなどさまざまなトランスミッションシステムを提供している。また、複数の完全子会社に加え、Fordのほか江鈴汽車 (Jiangling Motors) や東風汽車 (Dongfeng Motors) など中国の自動車メーカーとの合弁会社も保有している。顧客にはBMW、Daimler、Renault、Volvo、長城汽車 (Great Wall) が含まれる。Getragは合弁会社を含めて、欧州・アジア・北米の9カ国に13の生産拠点と10のエンジニアリングセンターを保有している。(2016年1月4日付および2015年7月16日付プレスリリースより)

-米国を本拠とする自動車部品メーカーTechform Group of Companiesを買収すると発表。Techformは、ヒンジやドアロックロッドをはじめとするクロージャー製品を生産している。今回の買収によりMagnaは、カナダのオンタリオ州Penetanguishene、米国のテネシー州Portland、中国の安徽省合肥 (Hefei) に位置するTechformの拠点を取得する予定。2014年10月初旬に買収が完了する見込み。(2014年9月30日付プレスリリースより)

合弁会社

-同社とTata AutoComp Systemsは、折半出資による合弁会社を設立することで合意。インドのPuneに本拠を置く予定の同合弁会社は、インドに拠点を持つ商用車メーカーおよびバスメーカーに最新のシートシステムを納入する。(2014年9月23日付プレスリリースより)

-Magna ExteriorsとChongqing Guangneng Rongneng Trimは、中国で折半出資による合弁会社を設立。新会社「Magna Guangneng Automotive Trim System (Hangzhou) Co., Ltd.」は、浙江省杭州 (Hangzhou) の工場から同国の自動車市場向けに部品を供給する。フロントエンドモジュールの組み立てを行う予定。(2014年2月3日付プレスリリースより)

受注

-BMW 「X4」の2015年モデルに搭載される四輪駆動 (AWD) システム向けに、次世代トランスファーケース「Actimax」を納入する。このトランスファーケースは、メキシコのRamos ArizpeにあるMagnaのパワートレイン工場で生産され、米国のサウスカロライナ州SpartanburgにあるBMWの工場に向けて出荷される予定。「Actimax」は2003年以降、xDrive四輪駆動システムを搭載した全てのBMWのモデルに採用されている。(2014年11月11日付プレスリリースより)

-同社の先端複合材料や外装システム技術を用いて、BMW 「i3」向けに軽量複合材料製のリフトゲートASSYを生産する。この製品は、Magnaのチェコ工場で生産される予定。リアウインドウ、ワイパーシステム、インテリアトリム、テールライト、ロック&ラッチシステムなどの部品を全て、全自動加速結合技術で一体化する。組み立てたモジュールは、BMWのドイツLeipzig工場に納入する。(2014年9月29日付プレスリリースより)

-BMWのプラグインハイブリッド・スポーツカー「i8」に、ウィンカーが見えないように統合されたアウトサイドミラーと、電動サイドドアラッチシステム「SmartLatch」が採用。(2014年9月17日付プレスリリースより)

-Magna Powertrainが現代自動車 「Genesis」の2015年モデル向けに、新型四輪駆動 (AWD) システムを納入すると発表。同モデルは、現代自動車のセダンで初めてAWDシステム「HTRAC」を搭載する。「Genesis」は、韓国にある現代の蔚山 (Ulsan) 工場で生産される予定。Magna Powertrainは、オーストリアのLannach工場およびIlz工場からAWDシステムを供給する。(2014年6月25日付プレスリリースより)

-Magna PowertrainがDaimlerの小型SUV 「Mercedes-Benz GLA」のほか「A45 AMG」および「CLA」向けに、四輪駆動 (AWD) システムを納入していると発表。このAWDシステム「ProActive」リアドライブモジュールは、Cセグメントカー向けのプラットフォームで、AWDカップリングやリアアクスルドライブを高度に統合した。この完全一体型のシステムは、引きずり抵抗、トルク、システム効率、重量などの個々のレベルを大幅に向上させるという。このAWDシステムは、Magna PowertrainとDaimlerが共同開発したもの。Magna PowertrainがリアアクスルドライブとAWDカップリングを開発し、Daimlerが車両への統合を行った。(2014年6月4日付プレスリリースより)

-日産のクロスオーバー・ユーティリティ・ビークル「Rogue」の2014年モデル向けに、熱可塑性樹脂のみを使用したリサイクル可能なリフトゲートモジュールを供給していると発表。このリフトゲートASSYは、プレスしたスチール製システムに比べて30%の軽量化を実現している。同社は、日産や日立化成、素材メーカーのLyondellBasellやAdvanced Compositesと共同でこの製品を開発した。米国のジョージア州Carrolltonに位置するMagna Exteriors傘下のDecostarが生産を行い、同国テネシー州Smyrnaの日産の拠点向けにモジュール一括で納入している。(2014年4月15日付プレスリリースより)

-Magna Exteriorsが炭素繊維複合材を使用した塗装済みの自動車用ボディパネルを受注。2016年型の2モデルに採用される予定。両社は、Zoltek製の炭素繊維「Panex 35」を用いて、炭素繊維シートモールディングコンパウンド「CFS-Z」を開発。これによりMagnaは現在、乗用車・商用トラックなどのメーカー向けに、軽量複合部品、サブシステム、半構造部品を提供することが可能になったとしている。(2014年3月11日付プレスリリースより)

受賞

-同社の6カ国の17生産拠点がGMより「Supplier Quality Excellence Award」を受賞。(2014年10月15日付プレスリリースより)

-「PSA Peugeot-Citroen Supplier Award」を「Program Management」部門で受賞。Peugeot 「108」およびCitroen 「C1」向けに開発・製品化したスライド式折り畳みルーフが評価されたもの。この製品は、ドイツBietigheimにあるエンジニアリングセンター「Magna Car Top Systems (MCTS) Engineering Centre」において、フランスParisにあるMagna拠点の協力のもと開発された。生産は、ポーランドTychyにあるMCTSの工場で行っている。(2014年7月2日付プレスリリースより)

-Magna PowertrainがVolkswagenのサプライヤー賞である2014年「Volkswagen Group Award」を受賞。Volkswagen向けに、グローバルで四輪駆動システムの開発・生産を行ったことが評価されたもの。(2014年6月23日付プレスリリースより)

-Cosma International傘下のブラジルIbiriteにある生産工場が、「Fiat Qualitas Award」を金属素材・パワートレイン部門で受賞。同工場は、従業員約150名を雇用し、Fiat向けにシャシー構造ASSYを生産している。(2014年6月3日付プレスリリースより)

-米国のミシガン州Sterling Heightsに位置するMagna Powertrainの生産部門が、ジヤトコより「Global Best Performance Award」を受賞。ジヤトコに納入している無段変速機 (CVT) 用のプランジャーおよびシリンダー部品が評価されたもの。Sterling Heights工場には従業員約230名が勤務し、オートマチックトランスミッション部品、CVT部品、クラッチリング、リラクターホイール、トランスミッションオイルパン、ディファレンシャルカバー、ドライブプレート、深絞りリアクションシェルなどを生産している。(2014年5月28日付プレスリリースより)

-Cosma International、ArcelorMittal、ホンダの3社は、「2014 Automotive News PACE Award」を「Manufacturing Process and Capital Equipment」部門で受賞。ホンダ 「Acura MDX」の2014年モデルに採用された業界初のレーザー溶接による熱間鍛造ドアリングが評価されたもの。また、この3社の提携に関しては、「2014 Innovation Partnership Award」も受賞している。(2014年4月8日付プレスリリースより)

-ドイツTiengenにあるMagna Electronicsの生産拠点が「Volvo Cars Quality Excellence (VQE) Award」を受賞。このTiengen工場の従業員数は約320名。Volvo向けにフロント/サイド用の180度メガピクセルカメラを、その他の自動車メーカー向けにエンジン用エレクトロニクスを生産している。(2014年1月29日付プレスリリースより)

研究開発費

-同社は、税引前利益の最低7%を年間の研究開発費として投資する方針。

研究開発活動

-2014年ジュネーブモーターショーでコンセプトカー「MILA Blue」を展示する。このAセグメントの天然ガス車は、1kmあたりのCO2排出量を49グラム未満とした。MILAシリーズでは7番目となるコンセプトカーで、既存のAセグメントカーに比べて300kgの軽量化を実現しているという。(2014年2月26日付プレスリリースより)

技術提携

マルチマテリアル軽量車両
-Magna InternationalとFordは、マルチマテリアル軽量車両 (MMLV:multi-material lightweight vehicle) のコンセプトカーを発表した。先端素材を使用し、既存の量産車に比べて25%の軽量化を実現している。Fordの協力のもと、Magnaが主導するこの研究開発プロジェクトは、米国エネルギー省との共同出資によるもの。このMMLVのコンセプトは、Ford 「Fusion」の2013年型量産モデルをベースとし、アルミを多用した新しい乗用車の構造を採用。「Fusion」の重量を「Fiesta」の2013年モデルのレベルまで軽量化。これにより、性能や安全性を維持しながら、C/DセグメントのファミリーセダンをBセグメントのサブコンパクトカーとほぼ同じ重量にすることが可能になる。今回のプロジェクトでは、Magna傘下のCosma Internationalのエンジニアリング・プロトタイプ部門Vehma Internationalが、マルチマテリアルのボディ・イン・ホワイト、クロージャー、シャシーおよびバンパー部品などの生産・組立を行った。(2014年6月11日付プレスリリースより)

自動車向けバイオプラスチック
-イタリアの知的財産保有会社bio-onと、2013年12月に自動車向けバイオプラスチックに関して共同研究を行うことで合意。bio-onは、サトウダイコンの副産物から自然発生するバクテリアを利用して、新たなバイオプラスチックの開発に成功している。Magna Interiorsは、自社の自動車技術のノウハウとbio-onの化学的専門知識を組み合わせ、この天然ポリエステル製品をコスト面も含めた量産化につなげる研究を行う計画。今後、両社は熱成形など一般的な工業プロセスにおいて、bio-onのバイオプラスチックがどのように機能するかを試験・評価していく。この共同試験は、Magna Interiorsのチェコ・Liberec拠点で行う予定。(2014年2月7日付プレスリリースより)

製品開発

ビジョンシステム「EYERIS Gen 2.5」
-運転支援システムをさらに高度化するビジョンシステム「EYERIS Gen 2.5」を発売。すでにGM 「Cadillac ATS」および東風ホンダ「Spirior」の2014年モデルに採用されている。従来の「EYERIS」プラットフォームに搭載されていた車両逸脱警告、道路標識認識、前方衝突警告などの機能をベースとして、新たに車線維持支援、防眩ハイビーム、衝突緩和など新たな機能を追加。メモリ容量を拡大し処理能力も向上した。(2014年11月11日付プレスリリースより)

乗用車用リアシートコンセプト「Sedan Slouch」
-Magna Seatingは、新たな自動車用シートのコンセプト「Sedan Slouch」を開発。シートバックのリクライニングと折り畳みが両方可能な初のセダン用リアシートとなる。例えば、木材や園芸用品などを運ぶ場合はシートを折り畳み、後部座席に人を乗せて旅行をする際はシートをリクライニングさせる。この機能は、Magna Seatingの「META」シートトラックとスライド/旋回シートバックラッチを使用することで実現した。手動バージョンと電動バージョンの両方が提供される。(2014年7月8日付プレスリリースより)

プレス成形によるアルミ製トランスミッション用オイルパン
-プレス成形によるアルミ製トランスミッション用オイルパンを開発。オイルパンのアルミプレス成形品は世界初となる。オイルパンの主流であるスチール製品や、一部で採用されているアルミ鋳造品に比べて大幅な軽量化を達成した。年内に量産テストを終了させ、2015年から米国メーカーに納入する。環境性能や走行性能の向上に効果が高い製品として幅広く提案していく。(2014年6月5日付日刊自動車新聞より)

Class A表面性を有するマグネシウムシートルーフパネル
-Class A表面性を有するマグシウムシートルーフトパネルの量産を初めて行った。このパネルは熱間成形を採用することで、既存製品に比べ大幅な軽量化を実現。Porscheのレーシングカー 「911 GT3 RS」2015年モデルに搭載されている。

ピックアップトラック用リアスライドウィンドウ「PureView」
-ピックアップトラック用リアスライドウィンドウ「PureView」を開発。従来のリアスライドウィンドウは、3枚のガラス (左右の固定ガラス、中央の開閉ガラス) 全てが構造部により支持されている。一方、この新製品は中央に開閉窓を設けた一枚板状のガラスと、その内側に設置されたスライド用ガラスの2枚で構成。支持部分を含む構成部品の点数が少なくすむため、軽量化や生産工程の減少に貢献。さらに、軽量化された開閉機構は結露の防止にも役立つという。PureViewはFord 「F-150」2015年モデルに採用された。

設備投資額

(単位:百万ドル)
2014年12月期 2013年12月期 2012年12月期
全社 1,586 1,169 1,274

国内投資

-Magna Closuresが自動車用電子システムおよびモジュールの生産に向けて、生産工場Dortecを拡張。投資額は1.5百万ドル。今回の拡張により、従業員75名を新たに雇用する。同工場は、カナダのオンタリオ州Newmarketに位置し、クロージャーシステムおよびラッチシステムを生産している。拡張後に生産する製品には、パワークロージャーやルーフシステム用の電子制御モジュール、電子制御式のサイドドアラッチなどが含まれるという。(2014年4月7日付プレスリリースより)

海外投資

<米国>
-米国ミシガン州のDelta Townshipに、自動車外装部品を生産する新工場「DexSys」を開設。面積は29万平方フィートで、射出成形ライン、全自動塗装ラインを備える。フル稼働時には従業員340名を雇用する計画。GMの「Cadillac ATS」、「GMC Acadia」、「Buick Enclave」などのモデル向けにフロントおよびリアフェイシアを生産する。(2014年10月28日付プレスリリースより)

-米国テネシー州のSpring Hillで新工場の建設を開始。工場面積は122,500平方フィート。シート一式を生産し、GMのSpring Hill工場に納入する。2015年1月にフル稼働となる予定で、生産開始時の従業員数は約75名を見込む。新工場は、Magnaにとって同州で5番目の生産拠点となる。(2014年9月3日付プレスリリースより)

<インド>
-インドのグジャラート州にあるSanand地域に新たに2つの工場を開設すると発表。1つ目の工場では、大手自動車メーカー向けにシートシステム一式を生産する。工場面積は21.5万平方フィートで、従業員数は約200名を見込む。もう一方の工場では、複数の顧客にボディおよびシャシーシステムを納入する。工場面積は35.6万平方フィート、従業員約400名を雇用する予定。両工場とも2015年に量産を開始する計画。(2014年9月23日付プレスリリースより)

<スロバキア>
-自動車用内装部品の新規受注に対応するため、スロバキアTrnavaにある内装部品工場を拡張すると発表。これによりMagna Interiors Trnavaは、面積を現在の8,700平方メートルから15,500平方メートルにおよそ倍増する計画。同工場では、さまざまなグローバル自動車メーカー向けにドアパネル、インストパネル、アームレストを生産している。従業員数は、現在は約400名。(2014年7月28日付プレスリリースより)

<メキシコ>
-メキシコのコアウイラ州Ramos Arizpeにおいて、傘下のMagna Powertrain (MPT) が新工場を着工。新規受注の対応に向けて、同拠点で3つ目となるMPTの施設を建設する。投資額は約75百万ドルで、工場面積は約16,000平方メートルとなる予定。2016年に稼働を開始し、Audiのモデル向けに四輪駆動システムを生産する。フル稼働時には従業員230名を増員する計画。(2014年4月29日付プレスリリースより)