いる。ただ、実際の規制までには曲折も予想される。石油由来のポリマーなどを原料とする炭素繊維は、軽くて強度が高いため、スポーツ用品から航空機までさまざまな分野で用いられる。自動車の場合、炭素繊維強化樹脂(CFRP)としてドアやルーフといった外板のほか、一部の機構部品や燃料電池車(FCV)の水素タンクなどに用いられる...

ニュース  最終更新日: 2025/04/10

JFEケミカル、ベンゾオキサジン樹脂の用途拡大目指す EVや航空機向け視野に JFEケミカル(東京都台東区)は、炭素繊維強化樹脂(CFRP)向けで耐衝撃性と難燃性が特徴の「ベンゾオキサジン樹脂」の用途拡大を目指す。すでに電子材料向けでは採用されているが、2～3年後の採用を目指して自転車やドローン(無人機)の部材として提案する。...

ニュース  最終更新日: 2024/11/07

工場から供給される。 ・新型「M5」の生産には、構造的な剛性を高め、ボディフレアを広くするために車体工場で変更が加えられ、M専用のリアアクスルが組み込まれる。「M5」は他のBMWモデルと同じラインで組み立てられ、CFRP(炭素繊維複合材量)リアスポイラーやMシートなどのM専用装備も装着される。 ・生産は1日あたり数十台で、...

ニュース  最終更新日: 2024/07/03

部品メーカー、ドローンに生きる自動車技術 軽量・高強度を実現する機体素材 一般的にドローンの機体や部品には、軽量で高強度な炭素繊維(CF)や、加工しやすいアルミなどが利用される。共和製作所(愛知県碧南市)も炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を使用してドローン部品を製作している。軽量で強度や耐腐食性にも優れるCFRPだが、...

ニュース  最終更新日: 2024/06/10

BMW、先進3D印刷技術で全工場の生産を変革 ・BMWは5月23日、工場で使用する様々な作業補助具やツールを3D印刷で生産していると発表した。これには従業員用装具、教育用補助具、CFRPルーフやフロアアセンブリーを扱う作業用大型ロボットのグリッパーなどが含まれる。同社は2023年に独ミュンヘン郊外のオーバーシュライスハイム(Obersch...

ニュース  最終更新日: 2024/05/27

人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMA」に出展すると発表した。主にカーボンニュートラル(CN)に向けた取り組みを紹介する。  ・CN対応製品として紹介するのは、パワー半導体用冷却装置、転がり軸受のすべり軸受化、抄造CFRP、電池用端子など。そのほか、製造設備を通じたCO2排出量の削減も紹介する。(2024年4月22日付プレスリリー...

ニュース  最終更新日: 2024/05/06

現代自グループ、東レとEV向けCFRPの開発などで提携 ・現代自動車グループは4月18日、炭素繊維と複合材料技術を手掛ける東レと、未来のモビリティ向け新素材の開発で戦略的提携に合意したと発表した。 ・今回のパートナーシップは、将来のモビリティ戦略において重要な役割が期待されている。具体的には、環境にやさしい高性能...

ニュース  最終更新日: 2024/04/19

するアルミ材だけでなく、鉄や樹脂などを組み合わせた「マルチマテリアル化」のシミュレーション技術についても、他社との協業を含め可能性を探る。アルミを軸とした複合材料の知見も取り入れる。主力素材である鉄や炭素繊維強化プラスチック(CFRP)などの樹脂材料、接着剤などのメーカーと協業を検討し、最適な材料でシミュレ...

ニュース  最終更新日: 2023/12/13

は、主に電気自動車(EV)向けに炭素繊維(CF)やCFを利用した部品供給を強化する。車体のモノコック構造部品へも提案を広げていく。同社はイタリアの自動車部品メーカー、CPCを完全子会社化する予定だ。CPCは炭素繊維複合材料(CFRP)を用いたボンネットなどを手がけており、子会社化を機にCFを利用した内外装部品やパワートレイン部材の...

ニュース  最終更新日: 2023/10/23

開発したロータ(回転子)は溶融したプラスチックに粉末磁石を混ぜて射出成形し、できたプラスチック磁石を特定方向の磁力を増強する「極異方性配向」で利用効率を最大化した。これを高強度のカーボンファイバー複合材(CFRP)リングで覆うことで、毎分10万回転を超える回転数に耐え得る構造とした。(2023年6月24日付日刊自動車新聞よ...

ニュース  最終更新日: 2023/06/26

造形などに従事している。・BMWグループは、ミュンヘン(Munich)工場内にある水素コンピテンス・センターで、パイロット・フリート用の高効率燃料電池システムを生産している。個々の燃料電池はトヨタから調達している。・炭素繊維強化プラスチック（CFRP）製の700気圧のタンク2個に、約6キログラムの水素が貯蔵される。航続距離(WLT...

ニュース  最終更新日: 2023/02/28

東レ、CFRP活用モビリティ部材 一体成形技術を開発 東レは16日、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を用いたモビリティ部材の一体成形技術を開発したと発表した。「コア材」となる炭素繊維多孔質材料(CFRF)を「スキン材」のCFRPで挟むサンドイッチ構造で、金型内で形状賦形から熱硬化成形、CFRPとCFRFの接着を可能とした。2030年ごろにルー...

ニュース  最終更新日: 2023/02/17

旭化成、連続炭素繊維をリサイクル 産学で基礎技術開発 旭化成は、北九州工業高等専門学校と東京理科大学と共同で連続炭素繊維をリサイクルする基礎技術を開発したと発表した。将来的には自動車から廃棄された炭素繊維強化プラスチック(CFRP)や炭素繊維強化熱可塑性プラスチック(CFRTP)由来の炭素繊維を再びCFRPなどとして自動車...

ニュース  最終更新日: 2022/12/21

CFRTPの開発本格化、カーボンニュートラルの流れ追い風に 各社、関連技術確立に躍起 自動車向け材料として熱可塑性炭素繊維強化プラスチック(CFRTP)の実用化に向けた技術開発が加速している。旭化成は熱可塑性樹脂コンポジット材料のラインアップを拡充、積水化学工業はCFRTPの強度を高める独自の処理液を開発した。CFRTPは熱硬化樹...

ニュース  最終更新日: 2022/10/31

三菱ケミカル、EV関連事業の成長戦略策定 電解液やCFRP注力 2025年に売上高2800億円 三菱ケミカルホールディングスグループは、電気自動車(EV)向けリチウムイオン電池の電解液や、自動車の軽量化ニーズの高まりに対応する炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の事業拡大に乗り出す。成長が見込める材料を提供して受注の拡大を図る。EV・モ...

ニュース  最終更新日: 2022/10/04

帝人、ガラス繊維タイプのCFRTP開発 EV軽量化に貢献、電池プロテクター向け開拓 帝人は、熱可塑性炭素繊維強化プラスチック(CFRTP)「セリーボ」のガラス繊維タイプを開発した。電気自動車(EV)のバッテリーの下部を保護するボトムプロテクターなど向けでの採用を狙う。ガラス繊維強化プラスチックは電気絶縁性の特性を持ち、一般的...

ニュース  最終更新日: 2022/09/15

名古屋工場(愛知県東海市)と京都工場(京都市東山区)に加え、鹿島工場(茨城県神栖市)に生産設備を導入し、全体での生産能力を約5割増やす。投資額は約7億円で、導入する設備は2024年5月に稼働する予定。炭素繊維を使用する炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は、軽量で高強度な材料として一部の自動車や航空機、風力発電用風車などに...

ニュース  最終更新日: 2022/08/23

大積載量約1.1トンのバンや約2トンのトラックなど10車種を開発し、まずは中国で生産した車両を日本で販売する。脱炭素化が喫緊の課題の一つとなっている国内の物流各社に売り込んでいく計画だ。開発中の商用EVでは車体に炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を活用するなどして軽量化し、より長い距離を走行できるようにする。最大積...

ニュース  最終更新日: 2022/05/13

ターでBMW「iX5 Hydrogen」の過酷な気象条件下における厳しい試験プログラムを進めていると発表した。 ・BMW「iX5 Hydrogen」の駆動システムは第5世代BMW eDriveを用いた電気モーターを燃料電池技術と組み合わせて構成されている。炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製の700気圧のタンク2基に水素を貯蔵し、125 kW/170 hpの出力を生成する。 ・同社...

ニュース  最終更新日: 2022/03/15

きるタイプ4 (ライナーに樹脂とFRPを使用したタンクの総称)の容器で顧客ニーズに対応した製品開発を提案する。また、高圧水素タンクの軽量化に向けた取り組みなども紹介するという。「車載用70MPa タイプ4水素タンク」は、CFRPの樹脂材を改良し、従来の開発品より炭素繊維使用量を抑制した軽量で廉価な開発中のタンク。(2022年3月4...

ニュース  最終更新日: 2022/03/08