Future Mobility Show 2019:インドにおけるクリーンで持続可能な将来のモビリティ

電動車、シェアード/コネクテッド・モビリティ、持続可能なエコシステム

2019/04/03

要約

Future Mobility Show 2019
Future Mobility Show 2019

  インド工業連盟(Confederation of Indian Industry、CII)は、第1回フューチャー・モビリティ・ショー(FMS 2019)を2019年2月26日から28日までBengaluruのBIECにおいて開催した。このイベントは、インドにおけるクリーンで持続可能な将来のモビリティの創造をテーマとするもので、道路交通省、インド政府、および多くの主要な業界団体からの協賛を得て行われた。今回のショーにおいては、マルチ・スズキ、トヨタ、Tata Motors、Ashok Leylandなどの大手自動車メーカーのほか、スタートアップ企業からContinental、HELLA、東レ、Dowaなどのテクノロジー企業に至るまで関係者が一同に会し、モビリティに関わる様々なイノベーションが紹介された。

  このイベントを支援する会議体は、産業界や政府の意思決定者を始めとした世界中の関係者に、インドにおける持続可能な将来のモビリティを協議、精査し、最適な答えを見つける場を提供する活動を行っている。今回の議論のテーマとしては、「メイク・イン・インディア」、「電動モビリティ」、「将来のモビリティのためのデジタル・ソリューション」、「持続可能なエコシステム」、「都市におけるモビリティの展望」、そして「インドにおける将来の交通機関の燃料」などが取り上げられた。 

 

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