北京モーターショー2018:新興EVメーカー
蔚来、FMC、威馬、雲度、奇点、正道、電咖、愛馳、漢騰、前途
2018/05/31
- 要約
- 蔚来汽車(NIO):6人乗り「ES8」を発表
- Future Mobility Corporation(FMC):2018年にBytonモデル製造工場が完成、2019年に新型SUVを投入
- 威馬汽車(WM Motor): SUV EX5、EX6を展示
- 雲度汽車(YUDO):CATLのバッテリーセルを搭載した新型モデルΠ7を発表
- 奇点汽車(Singulato):コネクテッドカーis6を初公開
- 正道集団(Hybrid Kinetic Group):ピニンファリーナと共同開発したコンセプトカーを初公開
- 電咖汽車(DEARCC):東南汽車と共同開発したEVモデルEV10を展示
- 愛馳汽車(AIWAYS):コンセプトカーを中心とした展示、江西省に工場を建設
- 漢騰汽車(Hanteng):既存モデルのEV、PHVを発表
- 前途汽車(Qiantu):発売予定のスポーツカー「K50」を展示
要約
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渋滞している夕方の北京市三環路 |
北京モーターショー2018は、昨年の上海モーターショーに引き続き多くの新エネルギー車(NEV:New Energy Vehicle)が出展されていた。既存の政府系メーカーや大手民営メーカー以外に、新興EVメーカーの出展も多く見られた。
新興EVメーカーは、IT関連企業の創業者が立ち上げた企業や元大手自動車メーカーでの業務経験者が立ち上げた企業など、その成り立ちは様々である。本レポートは、現在注目されている新興EVメーカーのNEVを取り上げる。
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