北京モーターショー2018 : 吉利、長城、BYD、奇瑞、江淮、衆泰、力帆
EV、PHV、マイルドハイブリッド車と様々なタイプの環境対応車が出揃う
2018/05/23
- 要約
- 吉利汽車:PHVと48Vマイルドハイブリッドモデルを発表、新エネルギー技術をアピール
- 長城汽車:2つのSUVブランドに続き、新たにEVブランド「欧拉(ORA)」のコンセプトカーを発表
- BYD:オープンプラットフォームDiLink発表と人気モデル「唐」のフルモデルチェンジ
- 奇瑞汽車:車載インテリジェントシステム搭載のコンパクトセダンを発表
- 江淮汽車:小型EVセダンiEVA50 を披露、Horizon 2020に参画
- 衆泰汽車:小型から大型までSUVを中心としたモデル展示
- 力帆汽車:航続距離約300kmの新型EVセダンを発表
要約
多くの人で賑わう長城汽車のHavalブランドのブース |
北京モーターショー2018レポートの第二弾では、近年目覚ましい躍進をとげ販売台数を伸ばしている中国メーカーを中心に取り上げる。
具体的には、浙江吉利控股集団(Zhejiang Geely Holding Group)傘下の吉利汽車(Geely)、今回のショーで新ブランドのEVコンセプトモデルを披露した長城汽車(Great Wall)、電気自動車中国販売台数トップのBYD、中国OEMで輸出台数トップの奇瑞汽車(Chery)、そしてVWやFordと合弁を締結した江淮汽車(JAC)や衆泰汽車(Zotye)、二輪事業より発展した力帆汽車(Lifan)である。
いずれのメーカーもEVモデルの展示に注力していた。さらに、大手メーカーはPHVモデルにも力を入れており、まさに新エネルギー車(NEV:New Energy Vehicle)が今回のモーターショーに出揃ったといっても過言ではない。
関連レポート
北京モーターショー2018 :ドイツ3社の展示取材 (2018年5月)
2017年中国市場:3%増の2,887.9万台、SUVは1,000万台超 (2018年2月)
このレポートは有料会員限定です。 残り 7 章
無料会員登録により、期間限定で続きをお読みいただけます。
無料会員登録により、期間限定で続きをお読みいただけます。