北京モーターショー2018 : 吉利、長城、BYD、奇瑞、江淮、衆泰、力帆

EV、PHV、マイルドハイブリッド車と様々なタイプの環境対応車が出揃う

2018/05/23

要約

多くの人で賑わう長城汽車のHavalブランドのブース

 北京モーターショー2018レポートの第二弾では、近年目覚ましい躍進をとげ販売台数を伸ばしている中国メーカーを中心に取り上げる。

 具体的には、浙江吉利控股集団(Zhejiang Geely Holding Group)傘下の吉利汽車(Geely)、今回のショーで新ブランドのEVコンセプトモデルを披露した長城汽車(Great Wall)、電気自動車中国販売台数トップのBYD、中国OEMで輸出台数トップの奇瑞汽車(Chery)、そしてVWやFordと合弁を締結した江淮汽車(JAC)や衆泰汽車(Zotye)、二輪事業より発展した力帆汽車(Lifan)である。
 

 いずれのメーカーもEVモデルの展示に注力していた。さらに、大手メーカーはPHVモデルにも力を入れており、まさに新エネルギー車(NEV:New Energy Vehicle)が今回のモーターショーに出揃ったといっても過言ではない。
 
 



関連レポート
北京モーターショー2018 :ドイツ3社の展示取材 (2018年5月)
2017年中国市場:3%増の2,887.9万台、SUVは1,000万台超 (2018年2月)



このレポートは有料会員限定です。 残り 7 章
無料会員登録により、期間限定で続きをお読みいただけます。