東京モーターショー2017:マツダ、スズキ、スバル、ダイハツの出展

マツダはSKYACTIV-X、スバルはVIZIVコンセプト、スズキ・ダイハツはEVのコンセプトを出展

2017/11/20

要約

SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT
SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT

  本レポートは、2017年10月25日から11月5日まで、東京ビッグサイトで開催された第45回東京モーターショーでの、マツダ、スズキ、スバル、ダイハツの出展概要を報告する。

  マツダは、技術的なめどを付けたとする次世代ガソリンエンジンSKYACTIV-Xを出展した。2019年にも次世代SKYACTIVシリーズに搭載する。また、3列シートSUVの「CX-8」、及び「 MAZDA KAI CONCEPT 魁」と「MAZDA VISION COUPE」の2台のコンセプトモデルを世界初公開した。

  スバルは、「SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」を世界初公開した。今後の自動運転普及期を見据え、進化型アイサイトと各種デバイスを組み合わせた高度運転支援技術を搭載する。また、2車種のデザインコンセプトモデルを出展した。

  スズキは、コンセプト7モデルを参考出品した(全て世界初公開)。「e-SURVIVOR(イー・サバイバー)」は、ラダーフレームを持つ電動のコンパクトSUVの提案。「SPACIA CONCEPT」と「SPACIA CUSTOM CONCEPT」はほぼ生産モデル。また、冒険心を掻きたてるとするXBEEシリーズも近く量産する計画とのこと。

  ダイハツは、ワールドプレミア4車種・ジャパンプレミア1車種・計5車種の参考出品車を出展した。内訳は、軽自動車が2台、コンパクトカーが3台。「DN PRO CARGO」は、軽自動車が持つ利便性を徹底的に追求した商用 EV モデルである。

 

東京モーターショー2017関連レポート:
トヨタの多彩な出展(2017年11月)
日産・ホンダ・三菱自の出展(2017年11月)
Bosch、デンソー、アイシン、三菱電機の出展(2017年11月)
EV搭載システム、48V対応などの電動化技術(201711月)
自動運転や電動化部品に活用するプラスチック(2017年11月)

このレポートは有料会員限定です。 残り 7 章
無料会員登録により、期間限定で続きをお読みいただけます。