広州汽車:2020年までに生産能力300万台、販売240万台を目標

自主ブランドの拡大、海外展開の加速

2016/08/16

要約

広州汽車グループの販売台数

 広州汽車集団股份有限公司(以下、広汽グループ)は、中国華南地区にある乗用車/二輪車を生産/販売する中国第6位(2015年)の地方政府系グループ企業である。1998年、本田技研工業との四輪事業で合弁を結び、工場の管理体制の見直しや当時の最新型米国仕様の「アコード」のヒット等により、販売台数を伸ばした。2004年には、トヨタ自動車と合弁を開始。2010年末には、自主ブランド「伝祺(Trumpchi)」を市場投入した。

 広汽グループの自動車販売台数(工場出荷台数)は、2013年は約95.6万台、2014年には100万台を突破し、2015年は約128.4万台と2013年から順調に販売を伸ばしている。また、2015年通年の中国市場におけるSUVモデルの割合は25.2%だが、広汽グループは33.2%と高くなっている。
 なお、広汽グループの2015年中国自動車市場におけるシェアは約5.2%であったが、2016年上半期(1-6月)の販売台数は前年同期比約32.1%増の約73.2万台と大幅に伸びシェアも5.7%と拡大した。
 今後2020年までに広汽グループ全体で販売台数を240万台、生産能力を300万台と目標を掲げている。そのために、自主ブランドならびに新エネルギー車の開発に注力するととともに、海外展開を加速し、他社との協業により自動車を軸にした多様な顧客サービスを展開する方針。



広汽グループにおける主なグループ企業の相関関係図(%は出資比率)

広汽グループにおける主なグループ企業の相関関係図(%は出資比率)





中期計画:グループ全体の資源の活用と他社との協業を推進し、年産能力300万台体制を目指す

 2016年3月に全人代で採択された「中国第13次5ヵ年計画(十三五計画)」(2016年-2020年)は、中国のGDPの年平均成長率目標を6.5%以上としている。2016年の上半期(1-6月)の中国のGDP成長率は前年同期比6.7%で、年間目標の平均成長率を上回っている。「十三五計画」の新産業の要として、新エネルギー車の領域拡大が挙げられており、各自動車メーカーともに新エネルギー車の開発/市場投入にしのぎを削っているが、広汽グループも新エネルギー車分野に注力することを掲げている。また、立地する広州市は、過去中国で対外開放をいち早く取り入れた地の利を生かして、広汽グループは今まで以上に海外展開を加速。さらに、他社との協業により自動車を軸にした多様な顧客サービスを展開する方針である。

「1513戦略」を発表、「十三五期間」に年産能力300万台を目指す

1513戦略


(資料:各種報道をもとにMarkLinesが作成)

 広汽グループは2015年11月末に「1513戦略」を発表、「十三五期間」に年産能力300万台を目指す。具体的には、5つのセクター(研究開発/完成車/部品/ビジネスと貿易のサービス/金融サービス)が一つのグループ目標を支える。このうち、完成車セクターを広汽グループの核とし、他のセクターと共同で、海外市場展開の育成、新エネルギー車の発展を推進。完成車事業のサービスの基礎を固めることで、自動車販売及びアフターマーケット市場において、市場でのリードを図る。

主な施策は下記の通りである。

目標生産台数/販売台数 ・2020年までにグループ全体で、年産能力300万台、販売台数240万台を目標。
・工場稼働率80%を目標。
・営業収入4,000億元、粗利総額500億元を目指す。
新エネルギー車戦略 ・研究開発機関を設立し、生産、営業体制を整える。
・セダン/SUV/MPVと幅広い車種をカバー。
・PHV、EVのみならずHV等の省エネルギーモデルを展開。具体的には、2020年までに10余りのモデル、20万台を販売目標とする。そのうち、10万台はTrumpchiブランド。
海外戦略 ・ロシアとイランに工場建設予定。ロシア工場はKD方式を採用し、初期計画は年産5万台。すでに、2015年7月にモスクワに子会社を設立済み。
・5年以内にTrumpchiブランドの販売台数の10%、将来的には20%を輸出目標とする。なお、現在、販売及びサービスネットワークを設置している国は、UAE、クェート、カタール等の中東8カ国。2015年のTrumpchiブランドの海外での販売台数は、約1,500台。
・2017年のデトロイトモーターショーに2年ぶりに出展を予定。
・2017年末までに、アメリカ市場への進出を目指す。
ネットワーク化 ・e-commerceのプラットフォームを展開する。初期投資14億人民元。具体的には、自動車販売、アフターマーケット、自動車金融など。
・2015年12月にUber中国と「戦略協力枠組み協定」を調印。自動車市場とインターネットをベースに双方の優位点を補完しあうとのこと。具体的な領域は、自動車販売、修理保守、中古車、自動車ローン、保険、リースなど。なお、20168Uber中国は、中国ライドシェア大手の滴滴出行に買収に合意。
・2016年6月にインターネット動画配信大手の楽視控股(北京)有限公司、衆誠汽車保険股份有限公司と共同出資した合弁会社「大聖科技股份有限公司」を設立。新会社では自動車事業とインターネットを融合したビジネスモデルを構築する。具体的には自動車の購入、利用、修理、買い替え等をカバーするワンストップサービスのプラットフォームを立ち上げる。


メーカー別計画:外資合弁、自主ブランドの工場建設ラッシュでモデル拡充に対応

 広汽グループにおける外資合弁は日系メーカー4(本田技研工業、トヨタ自動車、三菱自動車、日野自動車)FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)である。これらのうち、本田技研工業との合弁会社「広汽ホンダ」とトヨタ自動車との合弁会社「広汽トヨタ」の2015年の販売を合わせると、広汽グループの約76.6%を占める。

 このような中、外資合弁で後発のFCAが2014年に合弁事業化で合意し、2015年7月に上海に販売会社を設立。2015年11月には「ジープ・チェロキー」をラインオフした。
 一方、自主ブランドモデル「伝祺(Trumpchi)」製造する広汽乗用車は、2016年上半期の販売台数は約16.6万台。すでに、年間目標の約6割を達成しており、伝祺(Trumpchi)GS4がSUVモデルの上半期販売台数第3位となっている。「伝祺(Trumpchi)」は、中国自主ブランドで成功モデルとされており、下期も多数のモデルを投入予定である。

 なお、広汽乗用車は、2015年に稼働率3%であった浙江吉奥控股集団との合弁会社である「広汽吉奥汽車」を、2016年3月に完全子会社化した。これにより広汽吉奥汽車の既存工場を改修し、広汽乗用車の自主ブランドモデルを生産する計画となっている。




(資料:MarkLines データベースより作成)

(資料:MarkLines データベースより作成)



広汽乗用車:セダン、SUV、新エネルギー車と幅広いモデルを投入

●モデル/販売計画

十三五期間の計画 ・2017年は50万台の生産を計画し、2020年までには100万台の生産を計画する。
・2020年には新エネルギー車の販売目標を20万台とする。
・今後5年以内に自主ブランドを、20-30モデルを市場投入予定。
・2017年上半期に、MPVモデルのGM8を発売予定。
・投入予定モデル:セダン/ハッチバックは、GA2からGS9まで7モデル。SUVはGS2からGS9まで8モデル、MPVは、GM5とGM8、他にスポーツモデルとしてGTシリーズを計画。
2016年販売目標 ・2016年の販売目標は約28万台。2016年上半期の販売台数は、約16.6万台。
・2015年の販売台数は、約19万台。広汽乗用車で最も売れているモデルは、SUVの傳祺 (Trumpchi) GS4の13.1万台。
2016年モデル計画 ・2016年4月、「伝祺GA8(Trumpchi GA8)」を発売。政府や私営企業の幹部をターゲットとした広汽乗用車の最高級セダンモデル。全長4,732mm×全幅1,854mm×全高1,680mm、ホイールベース2,710mm。最高出力108kW、最大トルク187Nm
・2016年下半期は、EVモデル「伝祺GA3S PHEV(Trumpchi GA3S PHEV)」、大型フラッグシップモデルのSUV「伝祺GS8(Trumpchi GS8)」、SUVモデル伝祺GS4(Trumpchi GS4) のEV及びPHEV、コンパクトセダン伝祺GA3S(Trumpchi GA3S)1.3Tを市場投入予定。
Trumpchi GA8
Trumpchi GA8
Trumpchi GS8
Trumpchi GS8
Trumpchi GS4 EV
Trumpchi GS4 EV



●投資計画

広州工場第2ライン ・2016年6月中旬、広州工場の第2ラインが完成し、1台目の車両をラインオフ。20153月の着工から15カ月で完成した。
・既存の第1ラインの生産能力は20万台(最大37万台)で、第2ラインの完成により広州工場の生産能力は2017年までに35万台(最大65万台)に拡大する。
新疆ウイグル自治区に新生産拠点 ・2016年6月に新疆ウイグル自治区ウルムチと新工場設立に関する投資協定書も締結した。投資総額は16億元。関係当局の許可が下りた後、3カ月以内に支社を設立して新工場建設を着工。立地先はウルムチ市の経済技術開発区で、敷地面積は約33.3ヘクタール。生産能力は、当初は5万台で最終的には20万台の予定。
・早ければ、2017年に完成予定。新工場は、新エネルギー車の製造を考慮して設計されている。新エネルギー車以外には、SUVモデルの生産も検討。
広汽吉奥汽車
株式買収
・2016年3月浙江吉奥控股集団との合弁会社である「広汽吉奥汽車」を完全子会社化。広汽グループが全額出資する広汽乗用車を通じて、浙江吉奥控股集団が保有する広汽吉奥汽車の持分49%を取得。
・広汽吉奥汽車の既存工場を改修し、広汽乗用車の自主ブランドモデルを生産する計画。投資総額は計375,050万元で株式買収に26,205万元。改修工事に348,845万元を投入する。



広汽ホンダ:多彩なモデルの投入と製造・販売のさらなる強化

十三五期間の計画 ・2020年までに100万台の販売台数を目標とする。
・2016年7月に中国国産AcuraブランドのSUV関連に対して3.97億元の投資を決定。2017年以降、中国国産Acuraブランド車を毎年1モデル市場投入予定。
2016年販売目標 ・2016年の販売目標は、約62万台。上半期は、前年同期12%増の約27.3万台で、年間目標の約44%を達成。
・Acuraの販売目標は1万台以上。
2016年モデル計画 ・2016年7月下旬:中国国産の新型コンパクトSUV Acura CDXを市場投入。中国がメインターゲットとなるモデル。1.5Lエンジンと8DCT(Dual Clutch Transmission)を搭載。
・2016年第3四半期:Accord Hybridを発売予定。「Exciting H Design」をデザイン理念とし、ホンダの新世代パワートレイン技術群「Earth Dreams Technology」を搭載。また、安全運転支援システム「Honda SENSING」を含むホンダの最新装備も採用。
・2016年第4四半期:中国におけるHondaブランドの最上級SUVモデルAVANCIERを発売予定。パワートレインは、2.0Lのターボエンジンと9速AT。安全運転支援システム「Honda SENSING」を採用。
・2016年下半期に輸入車NSXを市場投入。
販売とアフターマーケット ・2016年1月に「広汽本田汽車销售有限公司」を設立。新会社は、第一事業本部で広汽ホンダのブランド及び理念ブランドの販売/アフターマーケット、第二事業部は、国産Acura及び輸入の販売/アフターマーケットの領域を取り扱う。なお、設立以前は、広汽ホンダブランド車の販売/アフターマーケット関連は広汽ホンダ、輸入車のAcuraブランドは本田技研工業(中国)投資有限公司が業務を行っていた。
第3工場稼働 ・2015年10月に、第3工場(広州市増城区)が稼働。第一期の生産能力は、12万台。将来的には24万台の生産能力となる。主にFit 1.5Lを生産。
CDX
CDX
Accord Hybrid
Accord Hybrid
AVANCIER
AVANCIER



広汽トヨタ:新エネルギー車の投入と生産ラインの新設

十三五期間の計画 ・2018年に、レビンのPHVを導入予定。
・2020年までに中小型車の販売比率を40%以上とする。
・毎年10%の成長率を維持。
2016年モデル計画/販売計画 2016年の販売目標は、41万台。
・2016年4月、新型ヤリスを発表。
・2016年下半期に、雷凌(Levin)1.2LTの市場投入予定。
・2016年内に、自主ブランドにおける初のEV「領志(LEAHEAD)i1」を市場投入予定。2016年北京モーターショーで展示されたコンセプトカーの主要諸元は、全長3,930mm×全幅1,695mm×全高1,555mm、ホイールベース2,460mm、定格出力35kW、最高出力70kW、最大トルク218Nm、航続距離120km
第3ラインの新設 ・2015年4月、広州市南沙区に生産ラインを新設すると発表。2017年内に新設し、順次生産を開始。27億人民元の投資となる。
・第一期の年産能力は約10万台。需要に応じて生産能力拡大を検討。(第3ラインの生産能力は最大で22万台)
・当初は、小型SUVの生産を計画。
新型ヤリス
新型ヤリス
「領志(leahead)i1」のコンセプトカー
「領志(LEAHEAD)i1」のコンセプトカー
「領志(leahead)i1」のコンセプトカー
「領志(LEAHEAD)i1」のコンセプトカー



広汽FCA:SUVモデルで販売台数の拡大を狙う

十三五期間の計画

・2018年までに、JeepブランドをコンパクトSUVからフルサイズのラグジュアリーSUVまで、幅広くカバーする。また、クライスラーブランドのセダンも今後市場投入予定。

・2020年末までに長沙及び広州での生産能力70万台の体制を整える。また、高品質の製品提供のために、FCAのWCM(World Class Manufacturing)を採用する。

2016年モデル計画 ・2016年5月、小型SUV「自由侠(Renegade)」1.4Lを発売。生産は、広州市番禺区の新工場。生産能力は16万台。
・2016年下半期、「自由侠(Renegade)」2.0L及び、中国国産の他のJeepブランド車を発売予定。
販売体制 ・2015年7月16日、上海市に販売会社「広汽菲亜特克莱斯勒汽車銷售有限公司(GAC Fiat Chrysler Automobiles Sales Co., Ltd.)」を設立。新会社は、広汽フィアットクライスラーが中国市場に投入する全モデルの販売管理、マーケティング、製品企画、アフター サービスに従事する。既存の販売網(輸入車含む)は全て、新会社の販売網に組み込まれる。
・2015年から3年以内に500余りのディーラーネットワークを構築する予定。
広州番禺区の新工場 ・2016年4月広汽FCA広州番禺区の新工場が完成。生産能力は約16万台。
自由侠(Renegade)自由侠(Renegade)
自由侠(Renegade)



広汽三菱:中国国産Outlanderの導入で基礎固めを図る

十三五期間の計画

・広汽三菱は、十三五期間のうち当初三年間は、基礎固めの期間とする。

・5年間で10の新モデルを市場投入予定。

2016年モデル計画 ・2016年4月にASX(日本名:RVR)を発表、8月下旬に中国国産Outlanderを発売予定。
ASXASX
ASX



広州汽車集団における主な各工場生産能力

(台)

広州汽車集団 生産能力一覧
工場 単位:台/年
2016年 計画
広汽乗用車 広州番禺工場
35万
65万
湖北省宜昌工場
10万
45万
ウルムチ工場
計画中
5万(第1期)→10万(第2期)→20万
合計 45万 130万
広汽吉奥汽車 浙江省路橋工場
路橋/東営工場を広汽乗用車に改造中
路橋/東営工場を広汽乗用車に改造中
浙江省蕭山工場
山東省東営工場
合計 改造前は30万台 n.a.
広汽BYD 広州従化工場
5,000
5,000
広汽トヨタ 広州南沙工場第1ライン
38万
38万
広州南沙工場第2ライン
広州南沙工場第3ライン
計画中
22万(2017年:第1期10万)
合計 38万 60万
広汽ホンダ 広州黄埔工場
24万
24万
広州増城工場
24万
24万
第三工場
12万
24万
合計 60万 72万
本田汽車(中国) 広州輸出車専用工場
6万
6万
広汽三菱 湖南省長沙工場
13万
26万 注1
広汽FCA 湖南省長沙工場
24万
70万
広州番禺工場
16万
合計 40万 70万
広汽日野 広州従化工場
1万
1万
広汽客車 広州現有工場
2,100
2,100

注1)広汽三菱のデータは、2016年1月時点。
(資料:MarkLines データベース、各報道より作成)



広州汽車集団の中国販売台数(工場出荷台数)

(台)

メーカー 車種 モデル 2013年 2014年 2015年 2015年
1-6月
2016年
1-6月
広汽ホンダ MPV 奥徳賽 (Odyssey)
27,277
34,839
45,230
17,584
16,063
SUV 繽智 (Vezel)
0
22,558
126,838
52,398
75,365
基本型乗用車
(セダン・
ハッチバック)
歌詩図 (Crosstour)
47,064
22,325
13,329
6,819
3,807
雅閣 (Accord)
119,542
108,489
128,122
49,785
52,128
飛度 (Fit)/爵士 (Jazz)
40,749
84,702
95,974
49,621
55,083
鋒范 (City Fengfan)
95,312
45,393
50,302
16,426
29,420
凌派 (Crider)
91,623
157,207
116,759
50,011
37,967
理念S1 (Everus S1)
13,913
4,547
3,514
1,905
4,154
合計
435,480
480,060
580,068
244,549
273,987
広汽トヨタ MPV 逸致 (E'Z (Verso))
17,088
16,896
9,414
5,390
3,263
SUV 漢蘭達 (Highlander)
95,216
84,490
75,205
25,371
46,099
基本型乗用車
(セダン・
ハッチバック)
雅力士 (Yaris)/致炫 (Yaris L)
13,135
73,299
64,724
34,864
30,914
凱美瑞 (Camry)
177,649
150,311
128,046
68,817
50,360
雷凌 (Levin)
0
49,112
125,699
59,010
78,116
合計
303,088
374,108
403,088
193,452
208,752
広汽乗用車 SUV 傳祺 (Trumpchi) GS4
0
0
131,253
16,404
150,865
傳祺 (Trumpchi) GS5
65,010
75,300
27,054
18,894
5,261
基本型乗用車
(セダン・
ハッチバック)
傳祺 (Trumpchi) GA3
11,800
36,944
21,173
16,357
3,783
傳祺 (Trumpchi) GA5
7,792
4,059
2,334
614
1,575
傳祺 (Trumpchi) GA6
0
10
9,764
6,762
4,259
傳祺 (Trumpchi) GA8
0
0
0
0
724
合計
84,602
116,313
191,578
59,031
166,467
広汽FCA 基本型乗用車
(セダン・
ハッチバック)
致悦 (Ottimo)
0
20,439
10,082
4,857
3,686
菲翔 (Viaggio)
48,375
47,651
21,399
12,314
5,637
SUV Cherokee
0
0
8,007
0
50,167
自由侠 (Renegade)
0
0
0
0
1,678
合計
48,375
68,090
39,488
17,171
61,168
広汽三菱 SUV RVR (ASX/Outlander Sport)
36,053
55,420
50,781
28,457
17,242
帕杰羅 (Pajero)
3,628
2,325
0
(69)
0
帕杰羅速跑 (Pajero Sport)
3,355
5,454
5,536
2,342
2,005
合計
43,036
63,199
56,317
30,730
19,247
広汽吉奥 MPV 星朗 (Xinglang)
2,804
8,848
3,494
2,158
315
SUV GS50
42
0
0
0
0
GX5
2,321
969
195
165
1
GX6
0
184
774
602
28
奥軒 (Aoxuan)
2,306
722
66
58
2
帥艦 (Shuaijian)
233
9
0
0
0
基本型乗用車
(セダン・
ハッチバック)
E美 (Gonow-Emei)
0
199
158
115
9
軽型トラック
7,228
3,705
1,281
985
89
軽型バス
50
0
0
0
0
微型トラック
12,641
7,438
3,261
2,549
596
微型バン 星旺 (Xingwang (GA6530/6380))
8,679
3,587
2,209
835
479
合計
36,304
25,661
11,438
7,467
1,519
広汽日野 セミトレーラー セミトレーラー (25t-40t) (日野)
883
1,150
719
534
385
軽型トラック
161
85
0
0
0
重型トラック (シャシー)
3,153
1,773
947
749
391
大型バス
155
11
9
9
0
中型トラック (シャシー)
0
0
0
105
0
合計
4,352
3,019
1,675
1,397
776
広州汽車集団
客車
軽型バス
282
232
168
74
42
大型バス
3
339
15
1
0
中型バス
186
155
95
41
2
合計
471
726
278
116
44
総合計
955,708
1,131,176
1,283,930
553,913
731,960

注1)2015年上半期、広汽三菱の帕杰羅 (Pajero)の-69台は元データのまま。
(資料:MarkLines データベースより作成)



LMC Automotive 生産予測:広州汽車の自主ブランド生産は、2019年に41万台となる見込み

広州汽車グループの販売台数

 LMC Automotiveが2016年8月に発表した予測によると、広汽グループの自主ブランドの2016年の生産は前年比62%増の306,000台となると予測。2017年以降も生産は増え続け、2019年には2016年比33.9%増の410,00台となる見込みである。

 広汽グループは、海外展開を計画しており、ロシア及びイランにKD方式(中国から部品を輸入)の工場建設を計画している。広汽グループは、ロシア市場を1年半調査し、現在、工場建設のためにローカルパートナーを探している。パートナーを見つけることができれば、同社はまず年産5万台の工場をロシアに建設したいとしている。また、イラクで計画中の組み立て工場についてはその生産モデルも含めてその詳細は明らにされていないが、生産されるのは2010年に市場投入されたTrumpchiブランドの乗用車と思われる。2015年のTrumpchiブランド車の世界販売台数は、 前年比45%増の195,134台(1,455台の輸出台数含む)。主な輸出先は、U.A.E、クェート、レバノン、カタールとなっている。

 一方、広汽グループは、新エネルギー車に注力しており、2016年後半にEVモデル、PHVモデルともに市場導入する計画である。また、将来7以上のモデルを市場投入し、2020年までに30万台の新エネルギー車の販売を目指すとともに、合わせて100万台の自主ブランドの販売も目指している。



広汽グループの市場・ブランド別生産予測(LMC Automotive, 2016年7月)

(台)

COUNTRY GLOBAL MAKE 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
China Trumpchi 87,740 119,363 182,216 302,254 324,746 382,739 402,998
Gonow 21,392 18,696 6,673 3,814 5,655 6,184 6,865
GAC Bus 0 0 0 40 48 48 48
Total 109,132 138,059 188,889 306,108 330,449 388,971 409,911
Source: LMC Automotive "Global Automotive Production Forecast (July 2016)"
(注) 1. データは、小型車(乗用車+車両総重量 6t以下の小型商用車)の数値。
2. 本表の無断転載を禁じます。転載には LMC Automotive 社の許諾が必要になります。
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