ホンダの中国事業 (下): 生産能力を2020年150万超、2023年200万台超へ増強
広州ホンダは増城工場に第3ライン着工、第2工場拡張中の東風ホンダは第3工場建設を計画
2014/09/30
- 要 約
- ホンダの生産体制現状
- 完成車生産体制: 広汽ホンダと東風ホンダの拡張で、2023年までに年間200万台以上規模へ
- エンジン生産体制: 2015年以降は年間106万基、2020年に148万基以上に整備
- 参考1: ホンダの四輪車生産実績推移
- 参考2:ホンダの中国合弁会社の乗用車販売推移 (合弁会社別/ブランド別/車型別/モデル別)
要 約
本レポート 「ホンダの中国事業 (下)」 は、積極的に生産能力を増強しつつあるホンダの生産体制の最新動向について報告する。
ホンダの中国での生産・販売は 2010年まで順調に伸びていたが、中国乗用車市場の小型化志向に対するモデル導入等の対応遅れや、「Accord」 (雅閣) 等の自社戦略車種販売の失速、2011年の東日本大震災および2012年の日中関係悪化等のマイナス諸要素が重なって2年連続で販売の低迷が続いた。2013年になって販売と生産が回復、先行する日産とトヨタの後を追い、積極的に生産体制の整備を加速している。
中国での生産能力は、2014年9月時点の89万台から、2020年には150万台以上、2023年には200万台以上の生産体制を目指している。
関連レポート
◇ホンダの中国事業(上): 販売/開発/モデル導入計画・戦略 (2014年9月掲載)
◇2014年北京モーターショーのホンダ展示車取材:
(1) ハイブリッド車取材 (2014年5月掲載)
(2) ガソリン車取材 (2014年5月掲載)
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