GM:2010年に2004年以来の最終黒字(47億ドル)

北米で4ブランド全てに小型車を投入、2011年に次世代型Mild Hybridを発売

2011/03/14

要 約

 GMの、破産法手続きを終了し新GMとして発足後初の通年決算となる2010年の業績は、2004年以来6年ぶりの最終黒字(47億ドル)となった。部門別には、2005年以来最大の赤字部門であった北米事業(GMNA)が、最大の収益市場(EBITが57億ドルの黒字)に転換した。バランスシートも大幅に改善し、Free Cash Flowは24億ドルのプラスで、GMは流動性の問題は解決したと発表した。

 北米のモデル計画では、小型車を強化し、2010年に発売したChevrolet Cruzeに続き、2011年にSonic(新型Aveo)、2012年にミニカーのSparkを発売する。Buick、GMC、Cadillacブランドにもコンパクトクラス車を投入する。

 また電動車両については、2010年11月にPlug-in Hybrid Chevrolet Voltを発売。2011年にリチウムイオン電池を搭載する次世代型Mild Hybridシステム"eAssist"を導入する。2016年に自動車メーカーの平均燃費を35.5 mpgとする米国政府の燃費規制に対応するために、2012MY のBuick LaCrosse/Regalに搭載し、順次全モデルに搭載する計画と報道されている。

 GMの世界販売台数は、2009年の748万台から839万台に増加。北米・欧州を除く新興国市場の世界販売に占める割合は2007年の28.5%から2010年48.9%に上昇し、中国が国別最大市場(235万台)となった。GMは、中国に続き、ブラジル、ロシア、インドのBRICs諸国の事業を強化する計画。