マレーシア:PeroduaとProton、EV振興策を背景に外資との協業強化
GlobalData販売予測:マレーシア市場は80万台水準で成熟化、買い替え需要にシフト
要約
マレーシアの自動車市場は80万台規模に拡大し、Perodua(プロドゥア)とProton(プロトン)の地場系メーカー2社が市場の大半を占める構造となっている。近年は中国メーカーの進出やEV市場の拡大を背景に競争環境が変化しており、Peroduaはダイハツとの協業を軸に小型車市場で優位を維持する一方、Protonは吉利との提携を背景にSUVやEVの商品力を強化している。政府もEV産業の育成を国家戦略として推進しており、現地生産や電動化投資が加速している。
EV市場はProtonがEVブランド「e.MAS」を軸に先行しており、Peroduaも初の国産EV「QV-E」の投入を予定している。また、中国メーカーも現地パートナーを活用したCKD生産や販売拡大を計画しており、市場での存在感を高めつつある。今後はProton(吉利陣営)とPerodua(ダイハツ・トヨタ陣営)に加え、中国メーカーを交えた競争が進展するとみられる。
GlobalData予測によると、マレーシアのライトビークル市場は80万台水準で成熟化し、今後は買い替え需要にシフトしていく見通し。Peroduaは30万台、Protonは20万台前後を維持すると予測している。両社の差は縮小し、NEV展開を背景に地場メーカー間の競争は激化すると見られる。



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