Mobile World Congress 2026 (3) コネクテッド、自動運転モビリティの進化
小米、ヨコオ、Aptiv、KDDIほか展示取材
はじめに
GSMAモバイルワールドコングレス・バルセロナ(MWC™バルセロナ)は、GSM Associationの主催で毎年開催される4日間のイベントである。バルセロナでの開催20周年を迎えた2026年版は、3月2日から3月5日まで、フィラ・バルセロナ・グラン・ビア展示場で開催された。
MWC™バルセロナには、移動体通信エコシステムおよび関連業界の幅広い参加者が集う。参加者には、移動体通信事業者、テクノロジーベンダー、自動車サプライヤー、スタートアップ企業、投資家、政策立案者が含まれる。本イベントは、移動体通信、デジタル技術、ならびに産業関連政策の発展について紹介し、議論するためのプラットフォームとして機能している。
MWC 2026では、GSMAの「IQ Era(IQの時代)」が正式に打ち出され、テクノロジーとビジネスの変革におけるインテリジェントコネクティビティの役割の高まりが強調された。
プログラムは以下の6つの中核テーマを軸に構成された。「Intelligent Infrastructure(インテリジェント・インフラ)」、「ConnectAI(コネクトAI)」、「AI for Enterprise(エンタープライズ向けAI)」、「AI Nexus(AIのつながり)」、「Tech4All(テック・フォー・オール)」、「Game Changers(ゲーム・チェンジャーズ)」である。新たな特集分野としては、新興技術を紹介する「New Frontiers(ニュー・フロンティアズ)」、Airbus(エアバス)およびOutsight(アウトサイト)との協力によるコネクテッド航空ソリューションを紹介する「Airport of the Future(未来の空港)」、スマートモビリティに焦点を当てた「CircuitX(サーキットX)」などが設けられた。
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| フィラ・バルセロナ展示会場 (GSMA MWC™ Barcelona, organized by © GSM Association; Photo: Copyright © MarkLines Co., Ltd. All rights reserved) | |
2026年版のMWC™バルセロナには、207の国と地域から約2,900社の出展者と約10万5,000人の参加者が集まった。
本レポートは3部構成となっている。
第1部では、MWC 2026における5GAA(5Gオートモーティブ・アソシエーション)による講演と業界の取り組みを取り上げる。具体的には、将来の自動車向けのハイブリッドおよび衛星経由コネクティビティの展開に関する、衛星サービスプロバイダー、ネットワークインフラベンダー、半導体サプライヤー、自動車業界のティア1サプライヤーの見解を紹介する。
第2部では、進化する自動車および非地上系ネットワークに関する要件への適合に焦点を当て、5GAAの一部アソシエイトメンバーによる、標準規格に基づく試験および検証への取り組みを扱う。
第3部となる本稿では、今回のイベントで展示されたその他の自動車関連の展示物および技術について報告する。
来年のMWC™バルセロナは2027年3月1日から4日まで開催される。







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