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2024年中国自動車ソフトウェア大会:CAAM、長安汽車

スマートカーソフトウェアエコシステム、SDVアーキテクチャ

2024/12/25

要約

2024年中国汽车软件大会现场
2024年自動車ソフトウェア大会(出所:マークラインズ撮影)

 中国自動車工業協会(以下、CAAM)と上海国際汽車城(集団)有限公司が共同で主催した2024年中国自動車ソフトウェア大会が11月7-8日に上海市嘉定区で開催された。当大会は「ソフトウェアが未来をリードし、エコシステムを共創する」をメインテーマとして、1つのエクスクルーシブ会議、1つの大会フォーラム、6つのテーマ別フォーラムが設定され、AIインテリジェント、自動運転、基盤ソフトウェア、スマートコックピット、低空経済(Low-altitude Economy/低空領域でのビジネス)及び業界を超えたイノベーションの融合など6分野について議論された。本会は、自動車用ソフトウェア技術のイノベーションの飛躍と広範囲での応用を促進し、自動車産業のデジタル化とインテリジェント化を促進することを目的としたもので、自動車用ソフトウェア分野の先端技術、安全基準の確立、ソフト/ハードウェア一体化および業界を超えた協調と発展などに焦点が当てられた。

 このうち、CAAMソフトウェア分会理事長、中汽創智科技有限公司(China Automotive Innovation Corp.)CEO及び党委員会書記の談民強 氏が中国の自動車ソフトウェアの現状と発展トレンドを紹介し、オープンソース を通じてスマートカーソフトウェアエコシステムをより良く構築できると指摘した。また、長安汽車ソフトウェアアーキテクチャエンジニアリング総経理 曹斌(Cao Bin)氏はSDV下での自動車のスマート化への道筋に関する同社の考えを紹介した。

 本レポートでは、中国自動車工業協会と長安汽車の講演内容を紹介する。

 

 
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