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中国市場(2024年第3四半期)

外資系メーカーはBEVの投入を加速、政府は買い替え補助金の基準を引き上げ

要約

比亚迪旗下华为智驾首搭车型:豹8
BYD傘下で華為のスマート運転技術を初搭載する豹(Bao)8
(出所:方程豹(Fangchengbao)汽車)

 中国自動車工業協会(CAAM)が20241012日に発表した20241-9月の販売台数は前年同期比2.4%増の2,157.1万台に達した。そのうち乗用車は前年同期比3%増の1,867.9万台、商用車は前年同期比1.6%減の289.2万台。新エネルギー車(以下、NEV)は前年同期比32.5%増の832万台で、市場占有率は38.6%。

 本レポートは2024年第3四半期の中国大手自動車メーカー及び外資大手自動車メーカーの中国市場における主要動向を紹介する。中国自動車メーカーはスマート化分野の強化を加速しており、BYD、東風、長安、長城は、華為(Huawei)と提携を結んだ。蔚来汽車(NIO)、小鵬(XPeng)、理想(Li Auto)はスマート化技術の成果を発表。吉利遠程、一汽紅旗、東風嵐図は自動運転の路上テストを実施した。

 外資大手自動車メーカーは、BEVモデルの発売を加速。Audiは2025年に中国市場専用に開発したBEVモデルを発売する。Mercedes-Benzは2025年より、中国専用の新型BEVロングホイールベースのCLAと、新型BEVのMPVの生産を開始する。広汽ホンダは、2027年までに6つの新型BEVモデルをリリースする。このほか、VWブランドが2026年から中国で発売する全てのBEVに、VWと小鵬が共同開発したE/Eアーキテクチャが搭載される。

 

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