大型トラックの高速道路レベル4自動運転
ReVision商用車・物流サミット2024より
要約
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| UDトラックス Autonomous Driving 展示パネル (Japan Mobility Show 2023にてマークラインズ撮影) | 
ReVision商用車・物流サミットが2024年2月に開催された。本レポートは「RoAD to the L4」プロジェクト テーマ3 リーダー(株)ネクスティ エレクトロニクス 技監 小川 博 氏による「自動運転トラックの実用化に向けた取組み~技術と物流業界連携の仕組みづくり~」と題した講演の概要を報告する。
「RoAD to the L4」テーマ3は2026年度以降に高速道路におけるレベル4自動運転トラックの社会実装を目指すプロジェクトで、物流事業者や大型トラックメーカー4社などのコンソーシアムが経済産業省から受託し、2021~2025年度の5カ年計画を進めている。
車両技術として実現するだけでなく、必要な事業環境の整備を行っていく。具体的には、高速道路に隣接する中継エリアを複数個所設置し、その間を自動運転する計画である。2026年度にまずは有人の自動運転をスタートさせ、2030年度頃に無人化を目指している。また、将来的には一般道での自動走行を検討する。
検討すべき領域としては、「安全性確保の徹底」と「持続可能な事業性の確保」が重要としている。「安全性確保の徹底」については、大型商用車特有の課題として、車両の大きさ、重量、運動特性(性能・機能限界)により、車両の技術開発のみではリスク回避が困難なケースがあり、インフラなどの外部支援・制度整備も考慮したODD(Operational Design Domain:運行設計領域)の設定を進めている。「持続可能な事業性の確保」については、生産財である商用車は現実的な事業の実現・継続が重要で、コスト(初期・運用)を最小化した導入シナリオの作成が必要となる。
関連レポート:
 Japan Mobility Show 2023:商用車の展示車両(2023年11月)
 Japan Mobility Show 2023:モビリティとしてのAD、ADASの価値(2023年11月)
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