ルノーのハイブリッド車に搭載された日産のHV用モーター技術

“世界初”分割コアローター構造を採用:自動車技術会・2020年秋季大会講演から

2021/01/18

要約

ルノーのE-TECH搭載車
ルノーのE-TECH搭載車 (出典:ルノー)
(左より)「クリオ」のハイブリッド、「メガーヌ」と「キャプチャー」のプラグインハイブリッド

  フランスでルノーが販売(2020年発売)している「メガーヌ」と「キャプチャー」のプラグインハイブリッド、「クリオ」(Renault Clio:日本名「ルーテシア」に相当)のハイブリッドは新型のハイブリッドシステム「E-TECH」を搭載している。

  システムはエンジン軸4段、モーター軸2段の変速が可能なマルチモードギアボックスと2個のモーターで構成されており、駆動モーターは日産エクストレイル用モーターを改良したもので、ステーターに加えてローターにも分割コア工法(”世界初”:後述)を採用して原価低減を進めている。

  本レポートでは2020年10月21日~23日にオンライン開催で実施された自動車技術会・2020年秋季大会の講演「Vol.,No.20206064 コンパクト車向け新型プラグインハイブリッドシステム用駆動モータ 田中 章博氏 他(日産自動車)」をもとに、ルノーの新型ハイブリッドシステムとモーターの新技術を紹介する。


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