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居眠り検知に関する技術動向

デンソー、トヨタ、オムロン、いすゞによる居眠り検知関連の特許出願動向

2019/11/28

要約

  本レポートは、トヨタテクニカルディベロップメント株式会社(TTDC)が提供している「技術情報配信サービス-swimy」の特許情報をもとに、昨今の自動車業界を取り巻く技術トピックスに関するレポートをMarkLinesが作成した。TTDCは、知的財産(IP)事業と計測制御事業を展開。知的財産(IP)事業では世界の自動車開発に関する情報収集と解析を行い、研究企画のコンサルティングをはじめ、外国語特許の出願や技術翻訳を実施している。


  本稿では、近年、車への搭載が進んでいる居眠り検知の技術に関して、各社の出願動向を示す。

  居眠り検知に関する出願は2000年から2007年にかけて増加した後、2008年から2009年にかけては減少傾向にあった。その後、2009年から2017年にかけて再び増加傾向がみられる。2007年前後において出願件数が多い出願人は、トヨタ自動車、デンソー等であったが、近年において出願件数が多いのは、デンソー、トヨタ自動車、オムロン、いすゞ自動車等である。

  近年において出願件数が増加した出願人の開発アイテムに注目すると、デンソーは「運転支援装置(開発グループ4)」、トヨタ自動車は「車両の制御装置(開発グループ1)」、「ドライバ状態検出装置(開発グループ1)」、「車両走行制御装置(開発グループ1)」、オムロンは「集中度判定装置、集中度判定方法及び集中度判定のためのプログラム」、いすゞ自動車は「運転状態判定装置及び運転状態判定方法」、「運転集中判定方法およびその装置」に関する出願が最も多い。


トヨタテクニカルディベロップメント株式会社

技術情報配信サービス-swimy URL:http://www.toyota-td.jp/business/ip/swimy/
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