東京モーターショー2019:日産、ホンダと三菱自の電動車の出展
日産はEV 2モデル、ホンダは新型フィットとHonda e、三菱自はPHEV 2モデルを出展
2019/11/13
- 要約
- 日産EVの新たなデザインの方向性を示す「アリア コンセプト」と「IMk」
- ニッサン アリア コンセプト:2モーターによる四輪駆動EV
- EVシティコミューター「ニッサン IMk」を世界初公開
- ホンダ:独自の高効率電動化技術を「Honda e:TECHNOLOGY」として展開
- Honda e:2020年中に日本でも発売予定
- 新型「FIT」を世界初公開
- 三菱自動車:PHEVの2コンセプトモデルを出展
- 4モーター方式のPHEV「MI-TECH CONCEPT(マイテックコンセプト)」
- SUPER HEIGHT K-WAGON CONCEPT(スーパーハイト軽ワゴンコンセプト)
- MITSUBISHI ENGELBERG TOURER(ミツビシエンゲルベルクツアラー)
要約
日産は、「ニッサン アリア コンセプト」と「ニッサンIMk」を並べて発表した (資料:日産) |
本レポートは、東京モーターショー2019での、日産、ホンダ及び三菱自の出展につき報告する。
日産は、2つのEVコンセプトモデル、小型EVの「ニッサン アリア コンセプト」と軽自動車サイズEVの「ニッサンIMk」を並べて発表した(右図参照方)。両モデルは、EV時代の日産の新たなデザインの方向性を示唆するコンセプトカーだとしている。また、「プロパイロット 2.0」を搭載するスカイライン(9月に日本国内で発売した)と、電池容量62kWhのリチウムイオン電池を搭載し航続距離458km(WLTCモード)を実現した「日産リーフe+」を展示した。
ホンダは、2020年2月に日本国内で発売予定のフィットとアコードを出展。これらのモデルには、ホンダが「e:HEV(イー エイチイーブイ)」と命名した、モーター走行を中心とした2モーターハイブリッドシステム「i-MMD」を搭載する。2020年中に日本で発売予定のEV「Honda e」も出展した。
三菱自は、バギータイプの電動(PHEV)SUVコンセプトカー「MI-TECH CONCEPT」および軽コンセプトカー「SUPER HEIGHT K-WAGON CONCEPT」を世界初披露した。
また、2019年3月のジュネーブ国際モーターショーで世界初披露したミッドサイズの電動(PHEV)SUVコンセプトカー「MITSUBISHI ENGELBERG TOURER(ミツビシエンゲルベルクツアラー)」を日本初披露した。
三菱自は、電動車については、得意とするPHEVに注力するとしている。
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