バックミラーに関する技術動向

GENTEX、東海理化、現代グループ等によるバックミラー関連の特許出願動向

2019/09/24

要約
バックミラーに関する特許出願動向
GENTEX：Vehicular rearview mirror elements and assemblies incorporating these elements
東海理化電機製作所：車両用ミラー装置
HYUNDAI MOTOR：Inside mirror assembly for vehicle
SMR PATENTS：REARVIEW DEVICE WITH MOVEABLE HEAD ASSEMBLY
HYUNDAI MOBIS：REAR CAMERA APPARATUS

要約

本レポートは、トヨタテクニカルディベロップメント株式会社（TTDC）が提供している「技術情報配信サービス-swimy」の特許情報をもとに、昨今の自動車業界を取り巻く技術トピックスに関するレポートをMarkLinesが作成した。TTDCは、知的財産（IP）事業と計測制御事業を展開。知的財産（IP）事業では世界の自動車開発に関する情報収集と解析を行い、研究企画のコンサルティングをはじめ、外国語特許の出願や技術翻訳を実施している。

本稿では、バックミラー（ルームミラー、サイドミラー）に関する2011年以降の出願について、各社の出願動向を示す。近年、バックミラーの技術においては、スマート・ルームミラーが採用されるなど電子化が進んでいる。

バックミラーに関する出願件数は、2011年から2014年は横ばいであったが、2014年以降は増加傾向にある。近年において出願件数が多いのは、GENTEX、東海理化電機製作所、HYUNDAI MOTOR、SMR PATENTS、HYUNDAI MOBIS等である。

出願件数が多い出願人の開発アイテムに注目すると、GENTEXは「Vehicular rearview mirror elements and assemblies incorporating these elements」、東海理化電機製作所は「車両用ミラー装置」、HYUNDAI MOTORは「Inside mirror assembly for vehicle」、SMR PATENTSは「REARVIEW DEVICE WITH MOVEABLE HEAD ASSEMBLY」、HYUNDAI MOBISは「REAR CAMERA APPARATUS」に関する出願が最も多い。

トヨタテクニカルディベロップメント株式会社