CEATEC JAPAN 2017:ドライバーモニタリング技術の展示
自動運転に向けた居眠り防止機能、生体センシングなどの開発動向
2017/10/13
- 要約
- オムロン:ドライバー見守り車載センサー、顔画像センシング技術の進化
- パナソニック:ドライバーの眠気を検知・予測・制御する技術
- デンソー:生体信号を用いた運転支援システムの開発
- NTTグループ:hitoeウェアを着用するドライバー向け眠気検知システム
要約
10月3~6日に幕張メッセで開催されたCEATEC JAPAN 2017では、電機メーカーを中心に様々な車載技術の展示が見られた。 本レポートでは自動運転システムのレベル3の段階において、ドライバーとクルマの間で安全・円滑に権限を移譲する時に不可欠なドライバーモニタリング技術の展示内容を取り上げる。 オムロンは独自の顔画像センシング技術を採用する「ドライバー見守り車載センサー」をコックピット型のデモ機で披露していた。パナソニックは2017年7月に発表したカメラ画像とAI処理による眠気制御技術を紹介。デンソーはウェアラブルセンサーでドライバーの脈拍や血圧などを検知する生体センシングについて、VRを使ったデモンストレーションを行っていた。また、NTTグループのブースでは、生体情報を取得できるhitoeウェアを着用し、スマートフォンの専用アプリを利用してドライバーの眠気を検知するシステムを紹介していた。 |
|
CEATEC JAPAN 2017の会場 |
関連レポート:
トヨタの自動運転(下):「1兆マイルの信頼性」に挑む (2017年3月)
最新の自動運転/ADAS技術:人とくるまのテクノロジー展 2016から (2016年6月)
このレポートは有料会員限定です。 残り 4 章
無料会員登録により、期間限定で続きをお読みいただけます。
無料会員登録により、期間限定で続きをお読みいただけます。