最新の自動運転/ADAS技術:人とくるまのテクノロジー展 2016から
デンソー、日立オートモティブ、アイシン、ヴァレオ、カルソニックカンセイ、東芝、コンチネンタル
2016/06/27
- 要約
- デンソー:自動運転ロードマップ、次世代のコックピット、2系統EPS
- 日立オートモティブシステムズ・クラリオン:自動運転システム開発ロードマップ
- アイシン精機:ドライバーモニターシステム、緊急回避システム
- ヴァレオ・市光工業:次世代コックピットコンセプト、LiDAR、電子ミラー
- カルソニックカンセイ・東芝の次世代コックピットコンセプト
- コンチネンタルのドライバーモニタリングシステムと、NSKのアドバンスド アシスト ステアリングII
要約
賑わうデンソー(左手前)と日立オートモティブシステムズ(左奥)のブースの様子 |
2016年5月に開催された「人とくるまのテクノロジー展2016 横浜 (公益社団法人 自動車技術会主催)」では、今年も各サプライヤーが最新の自動運転技術、先進運転支援技術 (ADAS: Advanced Driver Assistance System)の展示を行った。(昨年のレポートはこちらから)
デンソーと日立オートモティブシステムズはそれぞれ自社の自動運転技術開発のロードマップを示し、関連する最新技術をアピール。
自動運転が実現した際には、ドライバーとクルマの間でのコミュニケーション (情報のやり取り)が重要になってくることを想定して、 次世代のHMI・コックピットのコンセプトを、デンソー、クラリオン、ヴァレオ、カルソニックカンセイ、東芝等が展示した。
また、今までの鏡面式のサイドミラーの代わりに、電子ミラーを利用することが認められたため(日本では2016年6月から)、ヴァレオ、市光工業が電子ミラーを展示したほか、上述の各社のコックピットコンセプトにも電子ミラーが搭載されていた。
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