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 ニュース
2024年04月25日(木)

・VW傘下の充電・モビリティブランドElliは4月22日、ドイツで開催されたハノーバーメッセ 2024 (Hannover Messe 2024)で空中風力タービンメーカーEnerKíte及びブラウンシュヴァイク工科大学(Technical University of Braunschweig)と共同で電気自動車(EV)を自動充電する研究を発表した。EnerKiteのハイテク凧(空中風力タービン)が高高度の風を利用して発電し、ElliのEV用急速充電器Flexpoleに蓄電する。 

・この協力により僻地でもグリッドに依存しない電力供給が可能となる。バッテリーシステム一体型のFlexpole急速充電器は特別な変圧器やコストのかかる工事が不要で簡単に設置できる。EnerKíteの空中風力タービンの発電量は従来の風力タービンの4倍で、分散型エネルギー供給を可能にして僻地のeモビリティをサポートする。 

・ドイツ連邦教育研究省(BMBF)のBMBF研究キャンパスイニシアチブの一環としてハノーバーメッセ2024で発表されたTechnoHybプロジェクトには、Elli、EnerKíte、ブラウンシュヴァイク工科大学、エンジニアリングコンサルタント会社FIT-Umwelttechnik、フラウンホーファー研究機構工作機械・成形技術研究所(IWU)などが参加している。このプロジェクトはBMBFの資金援助を受けており、同省傘下のヴォルフスブルク(Wolfsburg)のオープンハイブリッドLabFactoryキャンパスがコーディネートしている。 

Based on Volkswagen Group press release

2024年04月25日(木)

現代モービスは、スペインのナバラ州で電気自動車 (EV) 用バッテリーシステムアッセンブリー (BSA : Battery System Assembly) 工場の起工式を開催したと発表した。

・この新工場では、2026年から年間最大36万台のBSAを量産し、同州に位置するVolkswagenの工場で生産される次世代EVプラットフォーム向けに納入する。

・現代モービスはスペイン工場の建設に2030年まで約1,700億ウォン (約187億円) を投資する計画。

・BSAとは、バッテリーが安全かつ効率的に動作できるよう、バッテリーパックに制御装置などの電装部品を統合したもの。(2024年4月24日付プレスリリースより)

2024年04月24日(水)

・VWグループの中国法人(Volkswagen Group China)は4月19日、中国での創業40周年を記念し、北京モーターショー2024で世界初公開の6モデルと中国で初公開となる5モデルを含む44モデルのラインナップを披露すると発表した。中国向けのアウディのミッドサイズ電気SUV「Q6L eトロン(Q6L e-tron)」およびポルシェの電気自動車(EV)スポーツカー「タイカン(Taycan)」、中国市場限定のVWのコンセプトカーなどが披露されるという。

・VWは、VW安徽が生産するEVの「ID.」シリーズの新モデルを発表し、EVポートフォリオを拡大する。さらに、NEVと効率性とデジタル化のための先進技術を搭載したICEモデルを展示する。一汽VWのジェッタ(JETTA)ブランドは、VWグループの「In China, for China」戦略に沿って3モデルを発表する。

・アウディは、「Q6L eトロン」を世界初公開し、「SQ6 eトロン」と「Q5 eトロン」を中国で初公開する。ポルシェは、中国市場向けにカスタマイズされた「タイカン」と電気SUV「マカン(Macan)」を発表する。さらに、ランボルギーニのプラグインハイブリッド(PHV)モデルがGroup Media Nightで初公開される予定。ベントレーは、最新の製品ラインナップを展示する。ベントレーのオーダーメイド部門のMulliner (マリナー)のコーチビルドモデルである「バトゥール(Batur)」と、中国市場向けにデザインされた1台限りのベントレーモデルを公開する。

・中国に39の工場と9万人を超える従業員を擁するVWグループは、Horizon Robotics、ThunderSoft、ARKなどのハイテク企業とのパートナーシップを強化している。VWグループは、eモビリティ、デジタル化、自動運転に焦点をあてた「In China, for China」戦略を加速している。

Based on Volkswagen Group China press release