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 ニュース
2024年07月26日(金)

・VW傘下のライドシェアサービス企業MOIAは7月24日、オーストリアのソフトウェア企業emotion3Dと提携してVW「ID.Buzz AD」自動運転車向けAIソリューションを開発すると発表した。

・このAIソフトウェアはドアの開閉状況、床の障害物、照明状態、乗客数、シートベルトの使用状況などを検知して安全に関する作業を自動化する。車両が自動運転走行するために運行管理センターの介入が必要か否かを瞬時に判断し、必要な場合は運行管理センターに制御を移す。運行管理センターは遠隔で走行許可を出し必要に応じて乗客と交信することもできる。

・emotion3DのAIソフトウェアスタックCABIN EYEは車内カメラからのデータを分析し、GDPR(EU一般データ保護規則)およびプライバシーバイデザイン原則に則ってMOIAのソフトウェアに分析結果を送信する。自動化により運行管理センターの緊急対応要員数が減りコスト削減につながる可能性がある。このシステムは今後数か月間試験段階に入り安全運転者がプロセスを監視する。

Based on MOIA press release

2024年07月26日(金)

・セアトは7月24日、セアトおよびクプラ(Cupra)と連携し、40名超のデータサイエンティストおよびエンジニアのチームを通じてコネクテッドカー、工業生産、商用システムからのデータを活用したデジタルソリューションを特定・開発するハブ組織「SEAT CODE」の設立を発表した。このハブでは製品とサービスの開発も行い、VWグループ内外のデジタルビジネスを強化するSaaSソリューションを提供している。

・「SEAT CODE」のオフィスには、14カ国から集まった270名超のデジタルエキスパートが在籍している。前身となる2019年に設立されたデジタルハブは、デジタルモビリティサービスのリーディングプロバイダーへと急成長した。今回の変革の特徴は、マルトレル(Martorell)に新設された6万4,000平方メートルのバッテリーシステム組立工場や、50万時間を超える電動化のためのトレーニングなどにみられる。

Based on SEAT S.A. press release

2024年07月26日(金)

・アウディは7月25日、さまざまなモデルチェンジがあったものの、供給上のボトルネックの広がりにより、2024年上半期の販売台数が前年同期比8.2%減の83万2,957台となったと発表した。しかし、電気自動車(EV)の販売台数は前年同期比1.3%増の7万6,657台となり、プラグインハイブリッド車(PHV)の販売も前年同期比61%増と急増した。2024年第2四半期のアウディの販売台数は第1四半期比10%増となり、EVモデルは15%増となった。アウディは、2024年下半期の販売台数は新型車の投入により増加すると見込んでいる。

・2024 年上半期の売上高は前年同期比 9.5%減の 309 億ユーロとなった(2023 年上半期は 342 億ユーロ)。EUタクソノミー(EU域内において環境に配慮した持続可能な経済活動を定義した分類)に適合した売上高は0.9%ポイント減の14.0%。

・2024年通年では、630-680億ユーロの売上高を見込んでおり、営業利益率はベルギー・ブリュッセル(Brussels)工場の代替使用または閉鎖の可能性など予想されるリストラ費用を織り込み、6-8%で調整する。ネットキャッシュフローは25-35億ユーロで横ばいとなる見込みだという。

Based on Audi press release on July 25, 2024