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 ニュース
2024年04月25日(木)

・ボルボ・トラックの北米法人Volvo Trucks North America (VTNA)は4月24日、バージニア州ダブリン(Dublin)のニューリバーバレー(New River Valley: NRV)トラック工場で新規生産した車両に、再生可能燃料である水素化植物油(Hydrotreated Vegetable Oil: HVO)を給油することにより、持続可能性への取組みが大きく前進したと発表した。

・北米市場向けのボルボ・トラックのラインアップは、晩夏に生産を開始する新型重量級トラック「VNL」を含め、すべて同工場で生産される。

・今回の取組は、内燃エンジン(ICE)の効率向上と再生可能燃料を用いることによりCO2排出量の削減を実現、クラス8の重量級電気トラックである「VNR」の普及拡大を促進、水素燃料トラックを開発するという、同グループの脱炭素へのコミットメントにおける三本柱に沿ったものとなる。

・廃棄された植物油や 動物性の油脂などの再生可能資源を原料として製造されるHVOは、化石ディーゼルと同じ化学構造を持つ再生可能燃料であり、エンジン構造の改造を必要とせず、化石ディーゼルと同じエンジンを使用することができる。

・第一世代のバイオ燃料とは異なり、HVOは高度な水素化処理しているため、化石ディーゼルと同じように貯蔵、使用、圧送、取り扱いができる。

(Volvo Trucks press release on April 24, 2024)

2024年04月24日(水)

・ボルボ・バスは4月23日、自転車や歩行者などの交通弱者の保護に特に重点を置いた第3世代のアクティブセーフティシステムを発表した。このシステムは最新のEU規制を上回るだけでなく、ほとんどの非EU諸国の法的基準にも適合する。

・新たなセーフティシステムは、ボルボの電動バスおよびユーロ6規制に適合したバスとコーチに標準搭載され、現在ユーロ3およびユーロ5規制が適用されている地域に導入される予定。セーフティシステムには、緊急ブレーキ付き衝突警告、側面衝突回避サポート、歩行者検知緊急ブレーキ、アダプティブ・クルーズコントロール、車線維持支援、車線変更支援、ドライバーモニタリング警報、インテリジェント速度アシスト、タイヤ空気圧モニタリングシステムが含まれる。

・ボルボ・バスの統合安全アーキテクチャーは、安全な運転条件、衝突回避、衝突保護を保証する。安全な走行に最適な条件を確立するには安全運転が優先される。先進運転支援システムは、衝突回避のための早期警報を提供するとともに、衝突保護機能が実装され傷害を軽減し、被害を最小限に抑える。

Based on Volvo Buses press release

2024年04月16日(火)

・ボルボ・トラックは4月10日、ブラジルで重量級電気トラックの実験運行を開始したと発表した。

・この車両は主に都市部で短・中距離輸送に使用され、その性能と舗装への影響を測定し、重量級電気トラックの軸重について、以前実施された研究結果を検証する。

・これらの研究結果は、ブラジルの道路の安全性と舗装基準の範囲内でCO2排出量ゼロの車両を使用することが有益であり、高いエネルギー効率、低騒音、低振動レベル、運転者にとっての快適性など、様々な利点があることを示している。

・このプロジェクトの目的は、重量級電気トラックやトラクタが安全かつ効率的に運行できるような軸重規制を定めることである。

(Volvo Brazil press release on April 10, 2024)