・ボルボ・トラックの北米法人Volvo Trucks North Americaは7月18日、カリフォルニア州大気資源局(CARB)による2024オムニバス規制の窒素酸化物(NOx)と粒子状物質(PM)の低排出基準要件を満たすエンジンを発表した。
・CARBオムニバス規制は、2024年から2026年までのエンジンモデルイヤーにおける大型オンロードエンジンの窒素酸化物排出量を米国環境保護庁(EPA)基準と比較して75%削減し、粒子状物質を50%削減することを義務付けている。
・ボルボ・トラックのCARB 24適合エンジンは、完全に修理可能な線形排気後処理システム(EATS)と統合された高度な排出制御システムを備える。
・ディーゼル酸化触媒(DOC)、ディーゼル微粒子フィルター(DPF)、後処理ヒーター、選択還元触媒(SCR)を含む各コンポーネントは、個別に修理または交換できるように設計されている。
・さらに、48Vオルタネーターがエンジンに組み込まれ、始動時および低負荷時にヒーターに電力を供給する48Vバッテリーに電力を供給する。
・CARB 24適合エンジンは、「VNR」および現行モデルの「VNL」で現在注文可能で、定格出力は455hp、トルクは1650 lb-ftとなる。