・スロベニア政府は7月24日、ルノーおよび同社のスロベニア製造子会社Revozのノヴォメスト(Novo Mesto)工場の代表者とともに、スロベニアでAセグメントハッチバックの電気自動車(EV)の新型「トゥインゴ Eテックエレクトリック(Twingo E-Tech Electric)」を生産するための覚書(MoU)に調印したと発表した。
・ルノーは同工場を電気自動車(EV)生産工場へと移行させるため、新しい設備と技術に投資する予定。
・MoUには、有形・無形資産への投資、開発、研究、技術革新、従業員の採用・再教育に対する補助金やインセンティブを通じた政府支援の可能性についても説明されしているという。
・新型「トゥインゴE-テック エレクトリック」は、2年以内に市場に投入される見込みで、購入奨励金を除いた価格は2万ユーロ以下になるものと想定される。
・ルノーグループのルノーブランド担当VPのHerbert Steiner氏は、「アンペアが開発したルノーの手頃な価格の新しいEV、将来の『トゥインゴEテック エレクトリック』は、2026年からここスロベニアで生産される予定だ。これはアンペア、ルノー、ノヴォメスト、そしてスロベニア政府と地方自治体による素晴らしい協力の成果だ」と述べた。
・今回の合意は、スロベニアがEV市場の主要プレーヤーになることを約束し、持続可能なモビリティを推進するために地元の専門知識と政府の支援を活用することを意味するとしている。