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 ニュース
2025年02月10日(月)

・イスラエルのForetellixと米国のMathWorksは2月6日、技術統合を発表した。マツダはForetellixとMathWorksの統合ソリューションを活用することで、仮想環境において同社の自動運転および先進運転支援システム(AD/ADAS)のテストと検証を行い、エンジニアが実際の運転データを実行可能なシミュレーションシナリオに変換できるようにしている。 

・ForetellixのForetifyプラットフォームとMathWorksのSimulinkおよびAutomated Driving Toolboxの統合により、開発者は仮想環境で大規模なシナリオの生成、実行、分析を行うことが可能となる。この技術スタックにより、マツダは実際の運転データを仮想シミュレーション環境に移行し、シナリオのテストと拡張を実施できる。これらのシナリオは、自動的にカバレッジギャップや安全性能、システムの堅牢性を分析する仕組みを備えている。 

Based on Foretellix press release

2025年02月07日(金)

マツダの2024年度第3四半期の業績が発表された。
・売上高は、前年同期比3.4%増の3兆6,894億円。前年の3兆5,665億円に対して1,229億円増加した。
・営業利益は前年同期比25.9%減の1,483億円。前年の2,002億円に対して519億円減少となった。
・経常利益は前年同期比34.4%減の1,568億円。前年の2,390億円に対して822億円減少した。
・四半期純利益は前年同期比45.3%減の906億円。前年の四半期純利益に対して749億円減少となった。

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2025年02月03日(月)

・マツダのメキシコ現地法人Mazda de Méxicoは1月30日、特にブラジルとアルゼンチンを想定した新たな南米市場へ事業を拡大することに関心があると幹部が表明した。複数の現地メディアが30日に報じた。ブラジルとアルゼンチンに同社は現在、進出していない。この動きはトランプ米政権による関税発動の可能性により、米・メキシコ間の貿易をめぐる緊張が高まる中で明らかになった。

・同社のMiguel Barbeyto社長は、メキシコの経済と産業の成長を支えるため、メキシコ政府と協力して事業拡大戦略の評価を進めていると述べた。評価の結果は、2025年6月に予定される米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の見直しに左右される。現在、マツダのメキシコからの輸出は9割が、政策変更の影響を受ける可能性のある北米市場向けである。

・今後の混乱を緩和するため、同社はブラジルおよびアルゼンチンとのメキシコの貿易協定を活用し、輸出先の多様化を検討している。これについて、同社の課題には、サプライチェーンに現地サプライヤーの参入を増やすことが含まれる。マツダは、メキシコをグローバルなオートモーティブハブと位置づけ、USMCAの規制に適応しながら生産レベルを維持するため、新たな国際市場を開拓すると強調した。

(Multiple sources on January 30, 2025)