江鈴 (Jiangling)のすべて

 EV・自動運転
 生産拠点一覧
検索条件が指定されていません
カーソルを合わせてクリックすると拠点概要が表示されます
 ニュース
2025年03月14日(金)

・江鈴汽車は3月10日、パワートレインの新たなブランドとして「藍焔動力プラットフォーム(藍焔動力平台)」を発表した。このプラットフォームは、3つのコア技術(クリーンな燃焼技術、スマート運転技術「霊犀(Lingxi)」、掘削機並みの耐久性)が含まれる。それぞれの概要は以下のとおり:

  • クリーンな燃焼技術:革新的な燃焼システム設計(X-MIRROR高効率クリーン燃焼システム、T-CLEAN型クリーン燃焼室など)を採用。エンジンはよりパワーアップし、燃費性能が向上し、排出ガスがクリーンになる。
  • スマート運転技術「霊犀(Lingxi)」:次世代デジタルスマートコントロール技術を搭載し、荷重、道路状況、環境に応じて機能する。高地や急な坂道でも使用可能。また、燃費を改善し、OTAアップデートをサポートする。
  • 高耐久性:新しい藍焔エンジンはHT300高強度ねずみ鋳鉄を用いたシリンダーブロックを採用する。爆発圧力耐性は極めて高い200Bar。クランクシャフトなど重要部品には42CrMoA高強度合金鋼を採用し、引張強度は900MPaに達し、疲労寿命を大幅に向上させる。エンジン全体のB10ライフは最長100万kmに達する。

・藍焔シリーズのディーゼルエンジンは136PSから272PSまでの最高出力と360Nmから600Nmまでの最大トルクをカバーし、スタート加速をより速く、坂道走行をより力強くする。100キロメートルで1.2Ⅼの燃費改善になる。

・「藍焔動力プラットフォーム」はトラック、オフロード、都市型車両のすべてに適応する。今後はシリーズ製品として、デュアルスーパーチャージャー高性能版、ハイブリッド版、グローバル向け、M100メタノール燃料版、水素燃料版などを開発する計画。

江鈴汽車のWeChat公式アカウントに基づく

2025年03月06日(木)

・3月5日付の複数のメディア報道によると、江鈴集団新能源(Jiangxi Jiangling Group Electric Vehicle Co., Ltd.: JMEV)はセルビア北西部のスレムスカ・ミトロヴィツァ(Sremska Mitrovica)に電気自動車(EV)工場を建設する計画を進めている。新工場は2026年末までに稼働開始予定。

・JMEVは、ルノーグループ(筆頭株主)と江鈴汽車集団(Jiangling Motors Corporation Group: JMCG)の合弁会社であり、同工場では約300人の雇用が見込まれ、年間3,000〜5,000台のEVを生産する計画。

Based on multiple sources  

2025年02月27日(木)

・江鈴汽車(JMC)のフィリピン法人JMC Philippinesが販売代理店Astaraの下で電気自動車(EV)モデルを現地に投入する準備を進めていると、現地メディアのCarGuide.PHが2月25日に報じた。販売予定のモデルはモビリティの未来に対するブランドの先進的なビジョンを反映しているという。

・JMCが現在フィリピンで販売しているモデルはピックアップトラックの「Grand Avenue (大道)」と「Vigus」であるため、今回投入されるのは「Grand Avenue」のEVモデルとみられる。JMCのEVサブブランド香港江鈴集団新能源汽車(Hong Kong Jiangling Group New Energy Vehicle: JMEV)のモデルとして発売される可能性もある。

・JMCのフィリピン市場における初のEVモデルは、4月に開催されるマニラ国際モーターショー(MIAS)で発表予定。

(From an article of CarGuide.PH on February 25, 2025)