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2024年07月19日(金)

・VWと江淮汽車(JAC)の合弁会社であるVW安徽は7月17日、新型コンパクト電気SUVクーペ「ID. UNYX (中国名:ID.与衆)」の詳細を公表した。長航続バージョンと高性能バージョンで全3モデルが設定され、販売価格は20.99-24.99万元となる。江淮汽車が同日発表した。

・「ID.UNYX」は全モデルSUVクーペのデザインを採用しており、流れるようなラインに、スタイリッシュでスポーティ且つ高級感あふれるスタイルとなっている。車体サイズは、全長4,663mm、全幅1,860mm、全高1,610mmで、ホイールベースは2,766mm。

・長航続距離バージョンは永久磁石同期モーター(最高出力170kW、最大トルク310Nm)を搭載し、駆動方式はシングルモーター後輪駆動。0-100km/hの加速時間は7.7秒、100km当たりの消費電力は14.1kWh。82.4kWhの三元系リチウムイオン電池を採用し、CLTCにおけるEVモードでの航続距離は621km。

・高性能バージョンはフロントに交流誘導モーター(80kW/162Nm)、リアに永久磁石同期モーター(170kW/310Nm)を搭載し、駆動方式は四輪駆動。0-100km/hの加速時間は5.6秒、100km当たりの消費電力は15.5kWh。82.4kWhの三元系リチウムイオン電池を採用し、CLTCにおけるEVモードでの航続距離は565km。

・15インチの2K HDセンターコンソールパネル、AIインテリジェントパートナー、スマートフォンと連携したインタラクションシステム、前方安全補助システムFront Assist、リヤクロストラフィックアラート(RCTA)、駐車時緊急ブレーキ(RBF)機能などの運転支援機能を標準装備する。一部のモデルにはARヘッドアップディスプレイ(AR HUD)システム、360°ビューカメラシステムなどを配する。

江淮汽車のWechat公式アカウントモデル情報に基づく

2024年07月18日(木)

・中国の複数メディアの716日付報道によると、ファーウェイ(Huawei、華為)の端末BG董事長兼スマートカーソリューションBU董事長の余承東氏は715日、配信動画の中で、ファーウェイと江淮汽車が共同開発する電気自動車(EV)モデルのブランド名を「尊界」とすると発表した。

20243月、余氏は「尊界」初のモデルの価格が100万元クラスとなる見込みで、マイバッハ、ロールスロイスなどの超高級車をベンチマークとすることを明らかにしていた。このため、ファーウェイと江淮汽車の2社は新しいプラットフォームと先進的なアーキテクチャを開発し、複数の製品を企画した。現在、江淮ファーウェイ工場の建設はほぼ完了しており、年産20万台が計画されている。

複数メディアの報道に基づく

2024年07月17日(水)

・中国複数メディアの712日付報道によると、江淮汽車(JAC)の項興初董事長は、第14回中国自動車フォーラムにおいて行った基調講演の中で、江淮汽車が製品イノベーションを加速し、ファーウェイとの共同開発プロジェクトを進めているとした。

・同プロジェクトでは新しいプラットフォームと先進的なアーキテクチャを開発し、複数の製品を企画し、中国ブランドの100万元クラスの高級スマート電気自動車(EV)のベンチマークを作る。初の製品はすでに完成車検証段階に入っており、2024年末ラインオフ、2025年上半期発売を目指している。

20243月、安徽省生態環境庁は江淮の中高級スマートEV乗用車工場に関する環境アセスメント報告書を公表した。江淮とファーウェイの同工場は年産20万台で、江淮汽車の新エネルギー専用プラットフォーム「DE」、ファーウェイのインテリジェント技術を活用したプラットフォーム「X6」の開発を行っている。

複数メディアの報道に基づく