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 ニュース
2024年07月24日(水)

・イベコ(Iveco)は7月23日、同社の現地法人Iveco Franceがフランスのナント・メトロポール(Nantes Métropole)の入札委員会より70台の電気バスを受注したと発表した。

・このプロジェクトの予算は約6,200万ユーロ(税別)で、使用済み車両の入れ替えとナント・メトロポールの統合公共輸送サービスNaolibネットワークの発展の支援を目指している。

・選ばれたモデルは電気バスの「GX 337 ELEC」(全長12メートル)と連接バスの「GX 437 ELEC」(全長18メートル)である。いずれもナントから100km離れたHeuliez Busのロルテ(Rorthais)工場で生産される。

・2025年末から2026年第1四半期にかけて、約30台の標準バスがSaint-Herblain Technical and Operations Center (Cetex)で運行を開始する予定であり、18メートル連接バスは2027年から順次、ヴェルトゥー(Vertou)のLa Vertonne Cetexに投入予定。これらのCetexの施設は運行に応じて改修される。

(Iveco press release on July 23, 2024)

2024年07月16日(火)

・イベコ(Iveco)は7月10日、イタリア学術会議(National Research Council: CNR)の大気汚染研究所(Institute of Atmospheric Pollution)と共同で、都市部の廃棄物収集車において、ディーゼル燃料や圧縮天然ガス(CNG)と比較しながら、有機性都市廃棄物(OFMSW)由来の圧縮バイオメタンの使用が環境に与える影響を評価したと発表した。本研究はイタリア市場に焦点を絞っており、Well-to-Wheels分析を用いて、プラントやインフラの建設を除いた燃料生産と使用による影響を評価したものである。 

・その結果圧縮バイオメタンが、ディーゼルと比較して温室効果ガスを最大96%、窒素酸化物を最大72%削減し、輸送部門の排出量を削減する可能性があることが明らかになった。これらの削減は、欧州のカーボンニュートラル目標を達成する上で極めて重要である。最も良好な結果が得られたのは、廃棄物処理から車両への燃料補給までのバイオメタン製造チェーン全体が、バイオガス燃焼によるエネルギーを使って同じ敷地内で行われた場合であった。 

Based on Iveco Group press release (1/2)

2024年07月05日(金)

・7月2日付のアルゼンチンメディアMotor1の報道によると、アルゼンチンの自動車機械労組(SMATA)は市場で顕著化している販売台数の減少に伴い、同国内の複数の組立工場が生産調整を行うと発表した。アルゼンチンでは2024年上半期に、販売台数が前年同期比22.6%減、生産台数が同23.8%減、輸出台数が同17.7%減となった。

・ルノーと日産のモデルを生産するルノーのサンタ・イサベル(Santa Isabel)工場は、7月初めに減産し、ルノーの組立ラインでは6時間シフトを1シフトのみ、日産の組立ラインでは6時間シフトを2シフトで稼働している。

・ステランティスのフェレイラ(Ferreyra)工場も、アルゼンチン国内の需要と輸出の落ち込みに対応するため、生産ペースを落とした。

・イベコのコルドバ(Cordoba)工場も一時的ではあるが生産シフトを1シフト削減した。イベコは近いうちに2シフトでの生産を再開したい考え。

・これらの3工場の生産調整に伴い、アルゼンチン国内の自動車部品生産も調整されることが見込まれる。

(Motor1 on July 2, 2024)