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2024年03月19日(火)

・イベコグループは3月14日、イタリアのトリノで開催されたCapital Markets Dayで新たな戦略計画を発表した。この計画は2028年までの目標を示しており、従来の戦略計画の成功に基づいている。

・イベコグループは、2028年に売上高約190億ユーロ、調整後EBITマージン7~8%、フリーキャッシュフロー約9億ユーロなど、意欲的な目標を発表している。

・同社は、2026年までに売上高を165億~175億ユーロにすることを目指していた。調整後EBITマージンは2023年に既に達成した5~6%を目標とし、フリーキャッシュフローは2026年までに5億ユーロを目標とした。

・イベコグループは2024年から2028年までに55億ユーロ以上を投資し、エネルギー転換、人工知能およびソフトウェア定義車両(SDV)、自動運転におけるイノベーションを推進する計画。

・同社は2040年までに二酸化炭素排出量のネットゼロを達成するというコミットメントを再確認し、グリーンおよびゼロエミッションソリューションを含むマルチ駆動システムで取り組みを進めている。人工知能は顧客中心のイノベーションで重要な役割を果たし、データ分析、機械と人間の相互作用、ソフトウェア開発の進歩を可能にするという。

・新計画には2028年までに10億ユーロの効率化が盛り込まれており、製品の複雑性を軽減し、生産効率を最大化することに重点を置いている。2026年までに電力消費量の100%を再生可能エネルギーでまかなうことを目標にするとともに、世界中の工場で工業用水の75%をリサイクルすることを目指している。また、2028年までに役職者の30%を女性が占めることを目標にしている。

Based on Iveco Group press release

2024年03月18日(月)

・現代自動車とイベコ(Iveco)グループは3月14日、欧州市場向けにバッテリー電気(BEV)トラックと燃料電池(FCV)トラックを含む重量級電気トラックソリューションの革新に向けた基本合意書(LOI)を交わしたと発表した。

・両社は2022年3月のパートナーシップを開始して以来、「eデイリー(eDaily)」燃料電池車(FCV)の導入、水素燃料電池バス「E-WAY H2 」の発売、現代自のeLCVプラットフォームベースにした欧州市場向けイベコブランドの電動小型商用車(eLCV)の供給契約を締結するなど、いくつかの重要なマイルストーンを達成した。

Based on Hyundai press release

2024年03月18日(月)

・イベコグループとドイツの再生請負会社Mutares SE & Co. KGaAは3月13日、Magirusおよびその消防事業関連会社の所有権譲渡に関する契約を締結したと発表した。Magirusは消防車両と消防機器のメーカーで、ドイツ、イタリア、フランス、オーストリアで1,300人以上の従業員を雇用している。2023年、Magirusはイベコグループの売上高の約2%を占め、調整後EBITで3,500万ユーロの損失を計上した。 

・規制当局の承認を条件として、本取引は遅くとも2025年1月までに完了する見込みであり、すべての利害関係者にとって円滑な移行が保証されている。今回の譲渡により、イベコグループの2024年第1四半期の業績に約1億1,500万ユーロの一時的なマイナス影響が生じるが、調整後指標からは除外される予定である。 

・この移管によりMagirusは完全な独立性を獲得し、消防事業において独立した将来を追求できるようになる。同社は新たな所有者の下、より柔軟かつ機敏にビジネス機会を捉え、新たな安定と成長を目指すことになる。 

・Mutaresはミュンヘン(Munich)に本社を置く上場非公開投資持株会社で、経営改善の可能性の高い特殊な状況下の中堅企業買収を専門としている。 

Based on Iveco Group press release