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 ニュース
2025年03月13日(木)

・ホンダの米国法人であるAmerican Honda Motor Co. Inc.は3月12日、カリフォルニア州プライバシー保護局(California Privacy Protection Agency: CPPA)が定める包括的な個人情報保護法の違反に対して、罰金63万2,500ドルの支払いと、消費者プライバシー慣行の変更に同意したという。同局が定める法律に対する公的な執行措置はこれが初となる。ホンダはまた、Webトラッキングの仕組みの変更についても同意している。現地の複数メディアが報じた。

・今回のCPPAとの和解は、2023年に同局が執行権限を得た際に開始したコネクテッドカーに関する調査の一環として行われた。

・また、米連邦政府やテキサスなど複数の州は、車両が収集した運転習慣を含む個人データを保険会社などの第三者機関と共有するという業界の慣行に対して綿密な調査を開始した。

(multiple sources on March 12, 2025)

2025年03月13日(木)

・中国の複数メディアの3月10日付報道によると、ホンダは広東省広州市にあるエンジン工場の生産能力を半減する。同社の中国市場における内燃エンジン(ICE)車販売の30%に相当する。

・ホンダと東風汽車の合弁会社である東風本田発動機有限公司(Dongfeng Honda Engine Co., Ltd.: DHEC)は、広州市のエンジン工場の年間生産能力を52万基から半分に削減するため、3月末に生産ライン1本の稼働を停止する予定。

・ホンダと広汽集団の合弁会社は運営する3つのICE車組立工場のうち、1工場の稼働を1月に停止し、年産能力を24万台とした。2工場は退職希望者を募った。

・ホンダは、電気自動車(EV)が急速に普及する中国市場に適応するため、構造改革を加速し、電動化を進めている。

中国の複数メディアの報道に基づく

2025年03月13日(木)

・ホンダのメキシコ法人Honda de Méxicoは3月10日、メキシコ・グアナフアト州セラヤ(Celaya)工場とハリスコ州エルサルト(El Salto)工場に100%再生可能エネルギーを供給する契約を電力会社Iberdrola Méxicoと締結した。 

・セラヤ工場の自動車年間生産能力は20万台、エルサルト工場では年間12万台以上の二輪車を生産して国内外に供給している。ホンダは再生可能エネルギーの利用により年間6万3,826トンのCO2排出を削減する。これは100万本の樹木が10年間に吸収するCO2量に相当する。この契約にはGDO (原産地保証)認証も含まれており再生可能エネルギー利用の完全な追跡可能性が確保される。 

・今回の取り組みはホンダのTriple Action to Zero戦略の下で2050年までのカーボンニュートラルを達成するという目標に沿ったものである。この契約はグアナフアト州サン・フェリペ(San Felipe)のサンティアゴ(Santiago)風力発電所で正式に締結され、Honda de Méxicoの村田社長が同社の持続可能性への取り組みをアピールした。 

(Honda Mexico on March 10, 2025)