・カナダの複数のメディアによると、カナダのジャスティン・トルドー首相は3月14日、ホンダとカナダ政府がオンタリオ州New Tecumsethにあるホンダのアリストン(Alliston)工場の拡張工事について協議を続けていることを認めたという。
・トルドー首相が協議継続を認めたのは、フリーランド財務大臣とシャンパーニュ革新・科学・産業大臣がクリスマス直前にホンダの幹部と会ってから約3カ月後のことだった。
・「協議は続いているが、今日発表することはない」とトルドー首相は述べた。
・ホンダは政府による奨励策に基づき、2024年末までに工場拡張について決定し、2028年にも新工場を稼働させると予想される。
・ホンダが184億カナダドル(約2兆270億円)の電気自動車(EV)組み立てとバッテリー組み立ての可能性もある工場の予定地としてカナダを真剣に検討しているというニュースは2023年末に報じられた。アリストン工場の「シビック(Civic)」と「CR-V」生産ラインの隣の土地が建設候補地とみられる。
・実現すれば、オンタリオ州ウィンザー(Windsor)にあるステランティスとLGESのNextStar EVバッテリー工場(50億カナダドル)、同州セントトーマス(St. Thomas)にあるVWのEVバッテリー工場(70億カナダドル)、そしてモントリオール近郊にあるNorthvoltのEVバッテリー工場(70億カナダドル)に続くものとなる。
(multiple sources on March 14, 2024)