・ホンダは7月23日、米国でコンパクトセダン「シビック(Civic)」の高性能バージョンのSiの改良型を8月上旬に発売すると発表した。アグレッシブな新フロントデザイン、動力性能の向上、フロントシートヒーターやGoogleビルトインなどを新たに標準装備しているという。
・2025年型Siバージョンのリフレッシュされたスタイリングは、精悍さを増したフロントマスク、新しいヘキサゴングリル、ダークな外観のテールランプの変更などにみられる。
・改良型SiバージョンのVTEC 1.5L 4気筒ターボエンジンは6速MTを組み合わせ、標準装備のヘリカルLSDを介し、最高出力200hpと最大トルク192 lb-ftを前輪に伝達する。
・第11世代の「シビック」全車に標準装備される運転支援システム「Honda SENSING (ホンダセンシング)」には、先進歩行者検知機能付衝突軽減ブレーキ(CMBS)、アダプティブ・クルーズコントロール、車線維持支援システム(LKAS)、前方衝突警報(FCW)、車線逸脱警報(LDW)付路外逸脱抑制機能(RDM)などを含む。また、すべての「シビックスポーツ(Civic Sport)」モデルと「シビック」Siバージョンにはリアクロストラフィックアラート(RCTA)が装備されている。
・2025年型のSiバージョンはカナダ・オンタリオ州アリストン(Alliston)工場で、ターボエンジンは米オハイオ州にあるアンナ(Anna)エンジン工場で生産されている。
・2025年型のSiバージョンは8月上旬から発売予定で、メーカー希望小売価格(MSRP)は2万9,950ドルから。