・ダイハツは4月11日、認証不正問題により一部稼働を停止しているダイハツ九州の大分工場(大分県中津市)でダイハツの「タフト」、本社(池田)工場コペンファクトリーでダイハツ/トヨタ「コペン」の合計3車種の生産を再開すると発表した。
・本社工場の稼働再開をもって、ダイハツの国内全完成車工場の稼働が再開することとなる。
・5月6日より大分工場でダイハツの「タフト」、5月7日より本社工場でダイハツ/トヨタ「コペン」の生産が再開される。
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・ダイハツは4月11日、認証不正問題により一部稼働を停止しているダイハツ九州の大分工場(大分県中津市)でダイハツの「タフト」、本社(池田)工場コペンファクトリーでダイハツ/トヨタ「コペン」の合計3車種の生産を再開すると発表した。
・本社工場の稼働再開をもって、ダイハツの国内全完成車工場の稼働が再開することとなる。
・5月6日より大分工場でダイハツの「タフト」、5月7日より本社工場でダイハツ/トヨタ「コペン」の生産が再開される。
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・トヨタとダイハツは4月8日、認証不正問題を受け、5月1日付で海外事業における両社の体制を見直すと発表した。
・第一に、両社にまたがる新興国小型車カンパニーを廃止する。海外事業においては、製品企画機能をトヨタの「Toyota Compact Car Company」へ変更し、Toyota Compact Car Companyからダイハツへの委託とすることで、トヨタが開発から認証までの責任を持つ体制に変更する。
・第二に、トヨタブランドの事業・商品企画機能はトヨタの事業・販売ビジネスユニットへ移管する。
・第三に、上記以外の委託に関わる部分(リソーセス管理・適正化など)もトヨタへのレポートラインに変更し、トヨタと連携を強化する。
・なお、「トヨタ・ダイハツ・エンジニアリング・アンド・マニュファクチャリング(TDEM)」と「トヨタ・モーター・アジア・パシフィック(TMAP)」は、アジア地域本社として社名を「トヨタ・モーター・アジア(TMA)」に変更し、トヨタのアジア本部に属する。
・またダイハツは同日、再発防止に向けた取組みと今後の事業の方向性についても発表した。
・経営改革として、 統括部長・副統括部長を廃止し、5階層あった組織を、3階層(社長⇒副社長⇒本部長)へスリム化する。機能軸・縦割りを排除し、横連携が取れ、コミュニュケーション重視の組織への再編を図る。その他、モノづくり・コトづくり改革、風土改革、経営責任の明確化についても取組みを説明している。
ダイハツのプレスリリース 1 / 2
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・ダイハツのインドネシア法人であるDaihatsu Indonesiaは3月19日、2024年1-2月の小売販売台数が前年同期比18.6%減の3万1,795台となったと発表した。同期間のインドネシアの累計新車販売台数は14万8,649台で、ダイハツの小売販売シェアは21.4%だった。
・1-2月のモデル別小売販売の上位3モデルは、MPV「シグラ(Sigra)」が1万69台、ピックアップトラック「グランマックス(Gran Max)」が7,441台、そしてコンパクトSUV「テリオス(Terios)」が4,125台だった。
(From Daihatsu Indonesia press release on March 19, 2024 and Gaikindo data)