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 ニュース
2024年08月20日(火)

・8月16日付の国家市場監督管理総局の公式サイトによると、華晨宝馬汽車有限公司(以下、華晨BMW)、宝馬(中国)汽車貿易有限公司(以下、BMW中国)が中国市場監督管理総局にリコール計画を提出し、2024年8月16日から一部車両のリコールを開始すると発表した。

・華晨BMWのリコール対象車

  • 2017年9月18日から2017年11月8日までに生産された一部の中国生産車「1シリーズ」、合計2,026台。
  • 2017年8月3日から2017年11月8日までに生産された一部の中国生産車「2シリーズ」、合計1,175台。
  • 2005年5月31日から2017年11月8日までに生産された一部の中国生産車「3シリーズ」、合計53万8,412台。
  • 2010年1月19日から2017年11月8日までに生産された一部の中国生産車「X1」、合計5万6,883台。

・BMW中国のリコール対象車

  • 一部の輸入車「1シリーズ」、合計8万6,404台。一部の輸入車「2シリーズ」、合計1万2,223台。一部の輸入車「3シリーズ」、合計9万6,148台。一部の輸入車「4シリーズ」、合計1万2,047台。一部の輸入車「5シリーズ」、合計10万1,617台。一部の輸入車「6シリーズ」、合計4,994台。
  • 一部の輸入車「X1」、合計5万7,683台。一部の輸入車「X3」、合計18万1,157台。一部の輸入車「X4」、合計3万1,661台。一部の輸入車「X5」、合計15万2,407台。一部の輸入車「X6」、合計2万3,107台。

・今回リコール対象となった一部の車両は、車両購入後に交換用ステアリングホイールを装着したことで、運転席正面のエアバッグにタカタ製のエアバッグ・インフレータが取り付けられている可能性がある。同インフレータには乾燥剤のない硝酸アンモニウムが使用されており、エアバッグが展開する時にインフレータが破裂し、金属片が飛び散り、乗員に危害を加えるという安全上のリスクがある。華晨BMWとBMW中国は、検査後に欠陥が確認された車両について、運転席正面のエアバッグを無償で交換し、安全上のリスクを解消する。

国家市場監督管理総局の公式サイトに基づく

2024年06月19日(水)

・中国の複数メディアは6月17日、遼寧省瀋陽市に自動車部品の開発・製造を行う新会社の瀋陽三実汽車産業発展有限公司が設立されたと報じた。

・中国国家企業信用情報公示システムによると、新会社の登録資本金は5,000万元、華晨汽車集団控股有限公司が100%出資する。

・事業範囲は道路機動車両の生産、自動車検査・測定サービス、自動車部品の開発、自動車部品・付属品の製造など。

複数メディアの報道と中国国家企業信用情報公示システムのリリースに基づく

2023年08月08日(火)

金杯汽車股份有限公司(Shenyang Jinbei Automotive Co., Ltd.、以下、金杯汽車)は8月5日、遼寧省の瀋陽市中級人民法院(裁判所)が8月2日に金杯汽車の間接所有株主である華晨汽車集団股份有限公司(Brilliance Auto Group Holdings Co., Ltd.、以下、華晨集団)など12社の企業の実質的な合併および再建型倒産手続きに関する計画を承認したことで、金杯汽車の間接的な筆頭株主が瀋陽汽車有限公司(以下、瀋陽汽車)に、実質的支配者が瀋陽市人民政府国有資産監督管理委員会に変更されたと発表した。
・今回の資本変動後、瀋陽汽車は再建型倒産手続き後の華晨集団の株式を100%取得し、金杯汽車の株式を合計で40.09%保有することになる。
・また、金杯汽車の第2株主である遼寧並購股份投資基金合伙企業(以下、遼寧並購基金)は裁判所が「再建型倒産手続き計画」を裁定後30日以内に、ブロック取引および協議による株式譲渡などの方法で金杯汽車の10.10%以上の株式を移転する予定である。遼寧並購基金が所定期間内に必要相当の株式移転を行った場合、瀋陽汽車が保有する金杯汽車の議決権の割合は30%以下まで低下する。所定期間内に必要相当の株式移転を行なわなかった場合、瀋陽汽車は関連法規の規定に基づき金杯汽車の残りの全ての株主に公開買い付けを呼びかける。
・瀋陽汽車は2023年2月21日に設立され、登録資本金は5億元。事業内容は自動車部品および付属品の製造、自動車部品の開発、技術開発、新エネルギー車(NEV)の販売などを含むとなっている。
金杯汽車のプレスリリース1/2に基づく