・8月16日付の国家市場監督管理総局の公式サイトによると、華晨宝馬汽車有限公司(以下、華晨BMW)、宝馬(中国)汽車貿易有限公司(以下、BMW中国)が中国市場監督管理総局にリコール計画を提出し、2024年8月16日から一部車両のリコールを開始すると発表した。
・華晨BMWのリコール対象車
- 2017年9月18日から2017年11月8日までに生産された一部の中国生産車「1シリーズ」、合計2,026台。
- 2017年8月3日から2017年11月8日までに生産された一部の中国生産車「2シリーズ」、合計1,175台。
- 2005年5月31日から2017年11月8日までに生産された一部の中国生産車「3シリーズ」、合計53万8,412台。
- 2010年1月19日から2017年11月8日までに生産された一部の中国生産車「X1」、合計5万6,883台。
・BMW中国のリコール対象車
- 一部の輸入車「1シリーズ」、合計8万6,404台。一部の輸入車「2シリーズ」、合計1万2,223台。一部の輸入車「3シリーズ」、合計9万6,148台。一部の輸入車「4シリーズ」、合計1万2,047台。一部の輸入車「5シリーズ」、合計10万1,617台。一部の輸入車「6シリーズ」、合計4,994台。
- 一部の輸入車「X1」、合計5万7,683台。一部の輸入車「X3」、合計18万1,157台。一部の輸入車「X4」、合計3万1,661台。一部の輸入車「X5」、合計15万2,407台。一部の輸入車「X6」、合計2万3,107台。
・今回リコール対象となった一部の車両は、車両購入後に交換用ステアリングホイールを装着したことで、運転席正面のエアバッグにタカタ製のエアバッグ・インフレータが取り付けられている可能性がある。同インフレータには乾燥剤のない硝酸アンモニウムが使用されており、エアバッグが展開する時にインフレータが破裂し、金属片が飛び散り、乗員に危害を加えるという安全上のリスクがある。華晨BMWとBMW中国は、検査後に欠陥が確認された車両について、運転席正面のエアバッグを無償で交換し、安全上のリスクを解消する。
国家市場監督管理総局の公式サイトに基づく