・BMWは6月30日、独ライプツィヒ(Leipzig)工場でBセグメントハッチバック・クーペの電気自動車(EV)「i3」の生産を終了した発表した。「i3」は発売から8年間半となり、累計25万台を生産したという。
・同工場は、2021年5月から実施している高電圧バッテリーモジュールの生産に加え、さらに電動ドライブコンポーネントも生産していくという。
・2023年にはサブコンパクトクロスオーバー電気SUVの新型MINI「カントリーマン(Countryman)」の生産開始を予定している。
・生産が開始されれば、ライプツィヒ工場はBMWとMINIの両モデルを生産する初の拠点となる。
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BMWのすべて
・BMWは7月1日、独ディンゴルフィング(Dingolfing)工場でFセグメントセダンの新型「7シリーズ (7 Series)」の生産を開始したと発表した。
・ディンゴルフィング工場は、電気自動車(EV)の「i7」と内燃エンジン車バージョンの生産を開始している。将来はプラグインハイブリッド(PHV)バージョンも設定する計画。
・BMWが3億ユーロ超を投じて生産する「7シリーズ」は、2022年秋に発売される予定となっている。
・ディンゴルフィング工場は「7シリーズ」の高電圧バッテリー、高度に統合された電動ドライブなどの部品も生産している。最近新たに2つの生産ラインが投入され、年間のEV部品の生産能力は50万台分超となる。従業員数は、2020年の600名から現在は2,300名に拡大した。
・またBMWが進めるAIQX (Artificial Intelligence Quality Next)プロジェクトの一環で、センサーやAIを活用しながら品質管理プロセスを自動化していくという。
・ディンゴルフィング工場では2023年に、Eセグメントセダン「5シリーズ(5 Series)」のEVバージョンの生産を開始する予定となっている。
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・BMWは6月28日、BMW Operating System 8の機能を2023年3月から拡張するとともに、一部の現行モデルシリーズではAndroid Automotive OS (AAOS)に統合すると発表した。現在のLinuxをベースのOSに加え、第2段階としてAndroidのOSを初採用する。
・異なるソフトウェアプラットフォームを採用することで、インフォテインメントシステムの仕様を個別に設定できる。また車両シリーズによって異なるOSを採用することもできるという。
・今回機能が拡張されるOperating System 8では、引き続きRemote Software Upgradeを用いて定期的なOTAアップデートが行われる。
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