[EVEX 2018] ラピート、CFRTP製の自動車タイヤホイールを展示

・試作鈑金加工や金型の設計・制作などを行うラピートは、東京ビッグサイトで開催している「EVEX (EV・PHV普及活用技術展) 2018」の岡山県産業振興財団のブースで、熱可塑性炭素繊維強化複合材料 (CFRTP)を使用したタイヤホイールの試作品を出品した。
・CFRTP製タイヤホイールは熱可塑圧縮成形による樹脂ホイールを一発成形したもので、量産への転用も可能。強度は国土交通省の技術基準JWL規格相当の強度試験をほぼクリアしている。重量は純正アルミホイールが7,416gなのに対し、CFRTPホイールは3,968gと46%の軽量化を実現している。ブースでは純正アルミホイールも展示し、手にとって重量を比較することができる。
・CFRTP製タイヤホイール以外には、トヨタ紡織に採用された熱可塑性シートフレームや熱可塑性複合材料を使用した圧縮成形部品を展示。熱可塑性シートフレームはレクサス LS500の後部座席に採用されている。