ベトナム新車販売、5月は10.7%減の2.3万台

・ベトナム自動車工業会(VAMA)が発表した2017年5月の総販売台数(輸入車およびVAMA未加盟メーカーを含む)は、前年同月比10.7%減の2万3,232台となった。CKD生産車は1万6,656台、CBU車は6,576台だった。
・VAMA加盟20社による5月の新車販売台数(バスシャシーは除く)は、3.2%減の2万1,829台。車種別では、乗用車が5.4%増の1万2,441台、商用車が10.8%減の8,332台、特殊車両(SPV)が24.9%減の1,056台。
・マークラインズ集計による2017年5月のメーカー・ブランド別新車販売台数では、地場メーカーのチュオンハイ(Truong Hai)が17.1%減の6,123台(シェア26.4%)、トヨタ(レクサス除く)が20.4%増の5,151台(同22.2%)、フォードが5.8%増の2,451台(同10.6%)、ビナマツダが16.1%減の2,115台(同9.1%)、GMベトナムが38.6%増の1,038台(同4.5%)などとなっている。
・ASEAN物品貿易協定(ASEAN Trade in Goods Agreement: ATIGA)によって、2017年1月からASEANからのCBU輸入車に対する関税が40%から30%へ引き下げられた。
・1-5月累計総販売台数は前年同期比1.4%減の10万9,903台。うちCKD生産車の販売は前年同月比6.9%減となる一方で、CBU輸入車の販売が16.5%増となった。