南アの12月の販売は15.3%減の4.2万台、2016年通年では11.4%減の54.7万台
・南アフリカ自動車工業会(NAAMSA)が9日に発表した2016年12月の新車販売台数(乗用車、商用車)は前年同月比15.3%減の4万1,639台となり、1-12月の累計では前年比11.4%減の54万7,442台となった。
・2016年通年の販売を車種別にみると前年比増はバスのみで、乗用車、小型商用車(LCV)、中型商用車、大型商用車および超大型車はマイナス成長となった。
・2016年は国内経済の減速、金利の上昇、可処分所得の圧迫、新車価格の上昇などにより販売は2ケタ減となった。3年連続での減少となる。
・2017年について、国際コモディティ価格の上昇、干ばつ被害の改善、国内経済の改善などから、後半は需要が増加すると見込まれる。NAAMSAは2017年販売予測を2.5%増の56万1,000台と発表した。
・一方、2016年通年の輸出台数は前年比3.3%増の34万4,822台となり、過去最高を記録した。
・2017年の生産は、2016年の60万4,000台から6.1%増の64万1,000台程度になると予測している。
南アフリカの2017年販売予測
2017年目標 (台)
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増減率
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乗用車
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370,000 | 2.4% |
小型商用車
(LCV, -3,500kg) |
163,000 | 2.4% |
中型商用車
(3,501-8.500kg) |
9,000 | 6.5% |
大型商用車・
超大型車・バス |
19,000 | -2.2% |
合計
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561,000 | 2.5% |
出所:NAAMSA
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