Hongguang (Wuling)

 ニュース
2022年04月08日(金)

・GMは4月6日、新型コロナウイルス感染の再拡大や半導体チップ不足などの外部環境に直面したものの、中国市場での2022年第1四半期の小売販売は61万台超となったと発表した。ブランド別にみると以下の通りとなる。
・キャデラックブランドの販売4.7万台超。うち、「CT5」は1.4万台超。
・ビュイックブランドの販売は16.3万台超。うち、新エネルギー車(NEV)の「ヴェリテ(Velite、微藍)」シリーズは前年同期に対し約3倍に増加した。「GL8」シリーズは約3.3万台。
・シボレーブランドの販売は5.2万台超。うち、クーペスタイルの電気クロスオーバー「メンロー(Menlo、暢巡)」は前年同期に対して3倍超となった。
・五菱(Wuling)ブランドの販売は33万台超。うち、「宏光(Hongguang) MINI EV」は9万台超。
・宝駿(Baojun)ブランドの販売は約2万台。
・GMは2022年、中国市場でラグジュアリ―・プレミアムセグメントと新エネルギー車に焦点を当て、新型車および改良型を20モデルあまり投入する計画。
GMのリリース1/2に基づく

2022年02月08日(火)

※英LMC Automotive社のアナリストによるショートレポート (2月2日付) をマークラインズが翻訳したものです。

・2021年は車載用バッテリーの世界市場規模が容量ベースで289GWhへと倍増した。中国生産車向けが世界需要の50%超、電気自動車(EV)向けが87%を占め、マーケットシェアは引き続き拡大している。


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・世界中のバッテリーセルの生産工場は既存の生産能力を最大限活用しており、サプライヤーは大手・中小を問わず早急に生産能力を拡大する計画を相次いで発表している。
・2021年の車載用バッテリーの世界市場におけるメーカー別シェア(供給量ベース)は、活況な中国市場で成功しているCATLが3分の1を占め、パナソニックやLG化学(LG Chem)を抜いて首位に立った。CATLが角型セルを採用していることから、角型セルの世界シェアは前年の38%から53%へと驚異的に伸びた。
・車載バッテリーの世界市場は上記大手3社が全体の約4分の3を独占している。しかしながら、自動車メーカーは調達先を複数社に拡大しており、セルのサプライチェーンはますます多様化している。これまで小規模だった中国のサプライヤーは上位に上がってきており、野心的なグローバルの生産拡大計画を掲げている。
・供給先メーカー別では、テスラが容量ベースで4分の1を、リチウム使用量ベースで4分の1を消費している。次いで2位はVWグループだが、シェアはテスラの半分に過ぎない。

・国ごとのバッテリー原材料別の傾向をみてみると、中国ではリン酸鉄リチウム(LFP)が再び注目を集めている。モジュールレス化した「セル トゥ パック(Cell-to-Pack)」、刃(ブレード)のように長いセルでバッテリーパックを作るブレードバッテリーなどの技術の進歩、そしてこれらがテスラの「Model 3」・「Model Y」、五菱(Wuling)の「宏光(Hongguang) MINI EV」、BYDの大部分のラインアップに採用されたことを受けて、中国では今や主流の原材料となりつつある。
・テスラも昨年末に最も安価なスタンダードレンジの米国生産モデル向けとしてリン酸鉄リチウムバッテリーを輸入し始めた。この動きは、短期的には生産のボトルネックを解消し、長期的にはニッケル価格高騰の影響を軽減する狙いがあるとみられる。
・このような動向はあるものの、ニッケルベースの原材料が依然として容量ベースで79%と最大のシェアを占めている。LMC Automotiveの見通しでは、リン酸鉄リチウムは複数の要因によって2022年から2023年の間に大幅にシェアを拡大することはないとみている。中国以外で生産される一部のフラグシップEVには、NMC (ニッケル・マンガン・コバルト)/ NMCA (ニッケル・マンガン・コバルト・アルミニウム)が使われる可能性が高く、テスラ以外の自動車メーカーでいえば、中国以外で生産する主流なEVのうち、リン酸鉄リチウムバッテリーを搭載するモデルは2024年頃まで現れないと見込まれる。
・ニッケルの割合が増えるほどEVの航続距離は長くなる。北米では、航続距離に対する消費者の期待の大きさから、現在もハイニッケルバッテリー市場となっている。昨年末には、ニッケル含有量が高い次世代ハイニッケルセル「NMC 90」、「NMCA 90」、「NCA 91」の試験生産が開始された。
・欧州、日本、韓国では、ニッケルの割合が60%である「NMC 622」が引き続き使用されているが、ニッケル8:マンガン1:コバルト1の割合で配合した「NMC811」を搭載した新型EVの市場投入も始まっている。
・中国の新興電池メーカーの蜂巣能源科技(SVOLT)は、コバルトを使わない二元系のバッテリーセル(NMx)を昨年末に市場投入した。このバッテリーセルを初搭載した長城汽車の「櫻桃猫(Cherry Cat)」には、今多くの注目が集まっている。ニッケルとマグネシウムの比率を高めコバルトを使用しないセルの需要は、伸びる可能性も減るリスクも同程度存在する。

・当然ながら、前年比で倍増したバッテリー市場全体の成長に伴ってリチウムの使用量も増加しており、大幅な価格上昇として反映されている。リチウムの供給は、短期的にも10年後でみても、EV産業にとって大きな課題となるだろう。
・バッテリーの需要はEVの販売台数と強い相関性がある。そのため、2022年と2023年のバッテリー市場の見通しとしては、劇的ではないものの大きく成長する可能性が高く、中国が引き続き支配的な立場を維持すると見込まれる。

原文はこちら

2022年01月12日(水)

・GMは1月10日、世界的な半導体チップ供給不足のなか、中国市場での2021年通年の小売販売は約290万台となったと発表した。高級車や新エネルギー車(NEV)などのセグメントで好調を維持しているという。
・ビュイックブランドの販売は約82万台。プレミアムMPV「GL8」は前年比3%増の16万台超。「ヴェリテ(Velite、微藍)」のNEVシリーズは約100%増となった。
・キャデラックブランドの販売は23万台超。ミッドサイズクロスオーバー「XT6」の販売は前年比28%増、ミッドサイズセダン「CT5」前年比43%増だった。電気自動車(EV)用プラットフォーム「アルティウム(Ultium、奥特能)」を初めて採用したEV「リリック(Lyriq)」については2021年11月に予約販売を開始した。
・シボレーブランドの販売は約23万台。7人乗りSUV「ブレイザー(Blazer、開拓者)」の販売は前年比34%増。クーペスタイルの電気クロスオーバー「メンロー(Menlo、暢巡)」は73%増だった。
・宝駿(Baojun)ブランドの販売は約21万台。4人乗りシティコミューターEV「KiWi EV」を含むNEVモデルの合計販売は約3.5万台だった。
・五菱(Wuling)ブランドの販売は約140万台。「宏光(Hongguang) MINI EV」は約40万台で、中国のNEV販売トップとなった。五菱ブランドは乗用車市場の開拓を続け、グローバル市場向けシルバーエンブレムを装着した新型SUV「アスタ(Asta、星辰)」を2021年9月に発売した。
・GMは2021年、中国市場で「アルティウム」プラットフォームをを披露した。また、中国製EV向けバッテリーパック組立を行う上海市金橋のUltium Centerが2021年10月に稼働を開始した。
GMのリリース1/2