・上汽GM五菱は9月29日、赤色エンブレムを装着する「五菱宏光(Hongguang)」シリーズより「五菱宏光」の電気自動車(EV)バージョンを発売したと発表した。2モデル設定され、販売価格は6.98万元と7.28万元。
・「五菱宏光」EVバージョンは、五菱独自の新エネルギー商用車向けアーキテクチャをベースに開発した初のモデルで、実用主義のデザインコンセプトを採用する。車体サイズは全長4,515mm、全幅1,725mm、全高1,790mmで、ホイールベースは2,850mm。また、5人乗り(2+3)と6人乗り(2+2+2)の2種類のシートレイアウトを選択できる。
・高出力の電気駆動システム(最高出力75kW/最大トルク180Nm)を搭載し、後輪駆動。スマート温度制御システム「飛流」を搭載する液冷バッテリー(容量32.6kWhのリン酸鉄リチウムイオン電池)を採用し、CLTCにおけるEVモードでの航続距離は300km。急速充電機能を標準装備し、常温条件で30-80%の充電所用時間は30分。
・全モデルにアンチロックブレーキシステム(ABS)+電子制動力配分システム(EBD)、および電動パワーステアリングシステム(EPS)を標準装備し、車両の動的なコントロールと走行時の安全性が向上する。一部のモデルには、マルチメディアプレーヤー(バックモニターと8インチのディスプレイ)を装備する。
From a Wuling Motors press release and information on the SGMW website