Tiguan (VW)

 ニュース
2024年04月15日(月)

・VWは4月12日、ドイツ・ヴォルフスブルク(Wolfsburg)工場でCセグメント5ドアハッチバックの改良型「ゴルフ(Golf)」の生産を開始したと発表した。

・第8世代となる改良型「ゴルフ」の主な変更点として、プラグインハイブリッド(PHV)バージョンが設定された。PHVバージョンのEVモードでの航続距離は100km超、総合モードでの航続距離は約1,000kmとなる。PHVバージョンの追加は、既存のパワートレインであるTSI、TDI、eTSIマイルドハイブリッドを補完するもので、PHVバージョンにはDC急速充電機能も搭載されている。

・「ゴルフ」はヴォルフスブルク工場で最も多く生産されているモデルで、その累計生産台数は2,000万台以上にのぼる。2位は「ビートル(Beetle)」で約1,200万台、3位は「ティグアン(Tiguan)」で350万台弱が生産されている。

(VW press release on April 12, 2024)

2024年04月11日(木)

・4月9日付の複数のメキシコ現地メディアの報道によると、VWはプエブラ(Puebla)工場にて生産ラインの調整が必要になったため、コンパクトクロスオーバーSUV「ティグアン(Tiguan)」の生産ラインを1カ月間休止すると発表した。

・VWの独立系労働組合(SITIAVW)によると、ライン休止は4月15日から開始され、1カ月後の5月13日に稼働を再開する予定だという。その間、600人の従業員の給与が43%削減される。

・そもそもライン休止は3月19日に開始される予定だったが、組合側はコンパクトセダン「ジェッタ(New Jetta)」の生産ラインに従業員を移して欲しいと申し出て、休止の開始が1カ月遅れていた。

(Multiple sources on April 9, 2024)

2024年03月25日(月)

・3月15日付の複数のメキシコ現地メディアの報道によると、VWの独立系労働組合(SITIAVW)は、VWのメキシコ法人VW de Mexicoが3月11日から第3世代となるコンパクトクロスオーバーSUVの新型「ティグアン(Tiguan)」のプエブラ(Puebla)工場での生産を一時休止すると発表した。「ティグアン」の生産ラインの従業員の仕事がなくなる。

・SITIAVWは声明で、3月19日から5週間、「ティグアン」の生産ラインの従業員668人をコンパクトセダン「ジェッタ(New Jetta)」の生産ラインに移すようVWと交渉したと発表した。それ以降は通常の勤務体制に戻る予定。

・「ティグアン」の生産休止の理由は正式には発表されていない。

(Multiple sources on March 15, 2024)