・中国国家市場監督管理総局は11月10日、上汽GMがリコールの計画を届け出たと発表した。2024年5月31日から以下の車両について順次実施する。
- 2019年9月5日-2023年7月12日に生産されたビュイックブランド合計61万1,260台:対象車種は、2021年‐2023年型モデルの「エンビジョン(Envision、昂科威) S」、新世代「ラクロス(LaCrosse、君越)」、新世代「リーガル(Regal、君威)」の一部車両。2022年‐2023年型モデルの「エンビジョン(Envision、昂科威) Plus」、「エンクレープ(Enclave、昂科旗)」の一部車両。2023年型モデルの「エンビスタ(Envista、昂揚)」の一部車両。
- 2020年5月28日-2023年7月12日に生産されたシボレーブランドの合計19万5,819台:対象車種は、2021年‐2023年型モデルの「エキノックス(Equinox、探界者)」、「マリブ(Malibu、邁鋭宝) XL」の一部車両。2022年‐2023年型モデルの「ブレイザー(Blazer、開拓者)」の一部車両。2023年型モデルの「シーカー(Seeker、星邁羅)」の一部車両。
- 2020年4月9日-2023年6月15日に生産されたキャデラックブランドの合計32万7,006台:対象車種は、2021年‐2023年型モデルの「XT4」、「XT5」、「XT6」の一部車両および2023年型モデルの「GT4」の一部車両。
・燃料ポンプ制御モジュールの耐湿性能不良により、水濡れ後制御モジュールに水が浸入し内部の動作異常を引き起こす恐れがある。走行中にエンジンが停止する場合もあり、安全上のリスクがある。上汽GMはリコール対象車両に改良した燃料ポンプ制御モジュールを無償で交換するとしている。