Jetta (VW)

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2024年04月24日(水)

・VWグループの中国法人(Volkswagen Group China)は4月19日、中国での創業40周年を記念し、北京モーターショー2024で世界初公開の6モデルと中国で初公開となる5モデルを含む44モデルのラインナップを披露すると発表した。中国向けのアウディのミッドサイズ電気SUV「Q6L eトロン(Q6L e-tron)」およびポルシェの電気自動車(EV)スポーツカー「タイカン(Taycan)」、中国市場限定のVWのコンセプトカーなどが披露されるという。

・VWは、VW安徽が生産するEVの「ID.」シリーズの新モデルを発表し、EVポートフォリオを拡大する。さらに、NEVと効率性とデジタル化のための先進技術を搭載したICEモデルを展示する。一汽VWのジェッタ(JETTA)ブランドは、VWグループの「In China, for China」戦略に沿って3モデルを発表する。

・アウディは、「Q6L eトロン」を世界初公開し、「SQ6 eトロン」と「Q5 eトロン」を中国で初公開する。ポルシェは、中国市場向けにカスタマイズされた「タイカン」と電気SUV「マカン(Macan)」を発表する。さらに、ランボルギーニのプラグインハイブリッド(PHV)モデルがGroup Media Nightで初公開される予定。ベントレーは、最新の製品ラインナップを展示する。ベントレーのオーダーメイド部門のMulliner (マリナー)のコーチビルドモデルである「バトゥール(Batur)」と、中国市場向けにデザインされた1台限りのベントレーモデルを公開する。

・中国に39の工場と9万人を超える従業員を擁するVWグループは、Horizon Robotics、ThunderSoft、ARKなどのハイテク企業とのパートナーシップを強化している。VWグループは、eモビリティ、デジタル化、自動運転に焦点をあてた「In China, for China」戦略を加速している。

Based on Volkswagen Group China press release

2024年04月11日(木)

・4月9日付の複数のメキシコ現地メディアの報道によると、VWはプエブラ(Puebla)工場にて生産ラインの調整が必要になったため、コンパクトクロスオーバーSUV「ティグアン(Tiguan)」の生産ラインを1カ月間休止すると発表した。

・VWの独立系労働組合(SITIAVW)によると、ライン休止は4月15日から開始され、1カ月後の5月13日に稼働を再開する予定だという。その間、600人の従業員の給与が43%削減される。

・そもそもライン休止は3月19日に開始される予定だったが、組合側はコンパクトセダン「ジェッタ(New Jetta)」の生産ラインに従業員を移して欲しいと申し出て、休止の開始が1カ月遅れていた。

(Multiple sources on April 9, 2024)

2024年03月25日(月)

・3月15日付の複数のメキシコ現地メディアの報道によると、VWの独立系労働組合(SITIAVW)は、VWのメキシコ法人VW de Mexicoが3月11日から第3世代となるコンパクトクロスオーバーSUVの新型「ティグアン(Tiguan)」のプエブラ(Puebla)工場での生産を一時休止すると発表した。「ティグアン」の生産ラインの従業員の仕事がなくなる。

・SITIAVWは声明で、3月19日から5週間、「ティグアン」の生産ラインの従業員668人をコンパクトセダン「ジェッタ(New Jetta)」の生産ラインに移すようVWと交渉したと発表した。それ以降は通常の勤務体制に戻る予定。

・「ティグアン」の生産休止の理由は正式には発表されていない。

(Multiple sources on March 15, 2024)