・一汽VWは8月25日、成都モーターショーでジェッタ(JETTA、捷達)ブランドのコンパクトSUV「ジェッタABT 限定版」を3,000台限定で発売すると発表した。価格は13.59万-14.49万元。
・ジェッタと100年以上の歴史があるドイツのチューニングブランドABTが共同で開発したもので、ABTの専用スポーツキットを追加し、計14項目のカスタマイズとアップグレードを施している。
・躍動感あふれる流体力学デザインを採用。 空気力学に基づいて設計されたリアウイングは、風の抵抗を大幅に低減し、走行安定性を高める。 ホイールベースは2,730mm。
・MQB プラットフォームをベースに、VWのEA211 1.4Lターボエンジンを搭載し、第3世代のアイシンの純正6速マニュアルモード付ATを組み合わせている。最高出力は110kW、最大トルクは250Nm。 また、アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)、360°高精細パノラマカメラ、プリクラッシュセーフティシステム「フロントアシスト」、コネクテッドシステム「J-CONNECT」、スマートフォンのワイヤレス急速充電などの機能を搭載する。
・一汽VWのジェッタブランドは、2024年に5人乗りコンパクトSUV「VS5」とミッドサイズSUV「VS7」の改良型、2025年に新型のフラッグシップSUV「VS8」、ミッドサイズセダン「VA5」、ブランド初のコンパクトセダンの電気自動車(EV)、2026年にブランド初の電気SUVを発売予定。
Jetta ブランド公式WeChat1/2および公式ウェブサイト情報より
Jetta (VW)
・8月28日付の南米の複数メディア報道によると、VWのメキシコ現地法人Volkswagen de Mexicoは、メキシコ・プエブラ(Puebla)工場が生産ラインのレイアウト変更に伴い、コンパクトセダン「ジェッタ(Jetta)」の生産を2週間休止すると発表した。
・今回の休止により、生産プロセスの改善と最適化が見込まれる。休止期間は8月28日から9月9日まで。
・一部の従業員については、設備の再稼働や試験のため休止期間中も勤務を続ける。
・「ジェッタ」の第1セグメント生産ラインに従事する従業員が最も影響を受けるとしている。
(multiple sources on August 28, 2023)
キーワード:工場稼働状況
・一汽集団は7月15日、VWグループやアウディと吉林省長春市で戦略的提携に関するMOU調印式を行ったと発表した。
・一汽集団とVWグループは、VWブランドの商品ラインナップをより強化し、電気自動車(EV)の開発展を推進し、中国現地の技術導入を強化する。VWグループの中国における新しい新エネルギー車(NEV)開発拠点である大衆汽車(中国)科技有限公司の設立により、一汽VWは商品投入を加速させ、コスト最適化という目標を達成し、VWのブランドイメージ、ガソリン車(ICE)市場およびハイエンドSUV市場における優位性を引き続き強化する。両社はサブブランド「ジェッタ(Jetta、捷達)」の持続可能な発展を引き続き支援し、充電合弁会社の開迈斯(CAMS)を支援することで、中国のNEVエコシステムおよびインフラの建設を推進し、2030年までに大幅なCO2排出削減、2060年までにカーボンニュートラルを実現するという中国の目標に貢献する。
・一汽集団とアウディは、中国におけるハイエンド商品ラインナップをさらに拡大する。両社は製造・販売分野での協力を引き続き強化していく。このうち、奥迪一汽新能源汽車有限公司は計画に基づき、2024年末に中国市場にPPEプラットフォームをベースにしたアウディモデルを投入する計画である。また、両社は商品投入プロセスを最適化するため、販売体制をより強化し最適化していく。
一汽集団のWechat公式アカウント、VWの公式サイトに基づく