Excelle GT (Buick)

 ニュース
2021年11月26日(金)

※英LMC Automotive社のアナリストによるショートレポート (11月18日付) をマークラインズが翻訳したものです。

・中国の2021年上半期の新エネルギー車(NEV)の販売台数は前年同期と比べて240%増加した。ハイブリッド車(HV)販売は75%増の59万9,000台となり、そのうちマイルドハイブリッド(MHV)がHV全体の47%を占め、年初に比べて販売が倍増した。

・ハイブリッドはこれまで過渡的技術であると考えられてきたが、政府の「ダブルクレジット制度」の改定や「省エネルギー・新エネルギー車技術ロードマップ2.0」を踏まえ、再び注目されるようになった。現時点で利用可能な技術に基づくと、48V MHVは低公害車に区分されないため、ダブルクレジット制度の枠組みの中での利点はほとんどない。しかし、これによって開発が妨げられていないのは、①48V MHVは燃費に対する効果があること、②ハイブリッド車(HV)を製造するより48V MHVの方が採用しやすいという二つの理由が考えられる。したがってほとんどの自動車メーカーがMHVシステムの搭載車を生産する技術力を持っているのである。

・中国の消費者の間では、MHVはハイエンドモデルとして認識されている。とはいえ、2020年上半期と2021年上半期の販売台数を表す下記のグラフが示すように、ハイエンドモデルであるからといって必ずしも販売台数が多いわけではない。

・中国で最初に48V MHVを売り出したのは国内メーカーだったが、すぐに外資系メーカーも追従してきた。メルセデス・ベンツが48V MHVバージョンの新型「Cクラス」を投入したことで、48V市場の競争は激化している。

・LMC Automotiveは、48V MHVの将来は、自動車メーカーの戦略的な動きに左右されるとみている。

・外資系メーカーでは、①ランドローバーはミッドサイズ・フルサイズSUVを主力としているため、燃料消費量が高く、ゆえにプレッシャーも高いことから、48V MHVバージョンへの移行を進めている。②アウディは、輸入車の全モデルに48V MHVバージョンを設定し、現地生産車では3.0T エンジンに48V MHVシステムを組み合わせたミッドサイズセダンの「A6L」で成功している。③ボルボ・カーおよびキャデラックも、48Vシステム化を推進している。

・自主ブランドでは、①一汽紅旗が2.0Tと1.8Tエンジン搭載車を中心とする全モデルに48V MHVシステムを組み込んで急速に販売を伸ばしている。②江鈴フォードと奇瑞は新しい仕様を開発したが、販売台数はまだ少ない、③江鈴フォードは48V MHVのフルラインアップ化を避け、コンパクトSUV「テリトリー (Territory、領界)」1.6Tの派生車として1.5T 48V MHVバージョンを設定した。④吉利は、各主要モデルに対して2つのパワートレイン(内燃エンジンと48V MHV)を設定しており、48V MHVバージョンの方が販売台数は上回っている。

・上記のデータ(吉利の公式サイトより引用)にあるように、48V MHV技術を追加したことで吉利の車両価格が上昇した。従来と同じ1.5T (最高出力177PS)エンジン仕様のままでMHVの価格帯は1万1,000元(約20万円)から4万5,000元(約80万円)高となり、前年同期と比べて全モデルの販売台数が減少した。一方、48V MHVシステムを採用したビュイック「エクセル GT (Excelle GT、英朗)」は価格が上昇したものの、販売台数は横ばいだった。

・48V MHV技術は、企業平均燃費(CAFC)クレジット獲得に貢献するため、消費者ではなくメーカーが開発を推し進めている。最新技術を搭載した車を購入する消費者にとって、最も決め手となるのは価格(車両価格とランニングコスト)である。この点、特に同じパワートレイン構成となる内燃エンジン車と48V MHVとの間での価格比較を排除した外資系自動車メーカーの戦略は賢明といえる。一方、吉利は全ラインアップで48Vバージョンを提供しているが、価格戦略では失敗している。


※画像をクリックすると拡大します

原文はこちら

2021年01月15日(金)

・メルセデス・ベンツは1月13日、2021年に改良型も含めた15の新バージョンをインドに投入する計画であると発表した。これらの新バージョンには、さまざまな車体形状のモデルやインド市場では初めてとなるモデルが含まれるという。
・2021年第2四半期からは、新型セダンの「Aクラス リムジン (A-Class limousine)」、SUVの新型「GLA」、高性能モデル「AMG GT Black Series」などが投入される。
・また、同社は2021年のモットーとしてReimagining Excellenceを掲げたことを発表した。これは、メルセデス・ベンツブランドをより望ましいものにし、顧客を同ブランドにさらに引き寄せることを目指すもの。
・インド市場で最も切望される商品のいくつかを投入すること、個人に特化したデジタルとリアルの体験を生み出すこと、高度に差別化されたクラス最高の購入体験を提供することによりこのモットーを遂行していく計画だという。
・さらに、持続可能性の取り組みに注力することが、モットーであるReimagining Excellenceにおける重要な柱となるとしている。
Mercedes-Benz India press release

2018年12月21日(金)

・上汽GMのビュイックブランドは12月17日、ミニバン「ビュイックGL6」、コンパクトセダン・ワゴン「エクセル GT/GX (Excelle GT/GX、英朗/閲朗) 18T」の2019年型で国6排気ガス規制対応モデルを発売した。販売価格は、国5対応モデルと変わらず、それぞれ14.19-16.89万元、13.69-14.49万元、13.99-14.79万元。
・これらのモデルには、1.3L Ecotecターボエンジン(最高出力120kW、最大トルク230Nm)を搭載し、6速DSSを組み合わる。総合モードでの100km当たりの燃料消費量はそれぞれ6.6L、5.8L、5.9L。
上汽GMのリリースに基づく