D-MAX (Isuzu)

 ニュース
2024年10月16日(水)

・いすゞはタイでピックアップトラック「D-MAX」のマイルドハイブリッド(MHV)バージョンを11月20日に発売する。タイ現地紙Prachachat Turakijが10月12日に報じた。

・Hi-Lander 4-door 1.9 Ddi MHEV Grade M (AT)とCAB4 1.9 Ddi MHEV Grade S (AT)の2つを含むグレードが設定される見込みで、価格は114万5,000バーツ(約510万円)からとなる。

・1.9L DDIエンジン、48Vマイルドハイブリッドシステム、370Whのバッテリー、回生ブレーキシステムを搭載する。

(From an article of Prachachat Turakij on October 12, 2024 and Isuzu Thailand release)

2024年09月30日(月)

・タイ工業連盟(FTI)が発表したデータによると、2024年8月のタイにおける新車販売台数は前年同月比25.0%減の4万5,190台となった。1-8月の累計販売は23.9%減の39万9,611台だった。

・Toyota Motor Thailand (TMT)のデータによると、8月販売のメーカー別では、トヨタ(Lexusを含む)が前年同月比14.5%減の1万7,843台、シェア39.5%で首位。続いて、いすゞが46.0%減の6,145台、ホンダが29.3%減の5,005台、BYDが53.6%増の3,457台、三菱が2.9%減の2,041台となった。なお、他の中国メーカーではMGが25.8%減の1,575台で6位、哪吒(Neta)が46.2%増の1,447台で8位だった。

・8月の販売台数を車型別に見ると、乗用車は22.6%減の1万8,305台、商用車は26.5%減の2万6,885台だった。商用車のうち1トンピックアップトラック(PPV含む)は39.2%減の1万4,970台。自動車関連の不良債権増加を背景に、ローン審査が厳格化していることが引き続き販売減の主な要因となっている。

・8月のモデル別登録台数上位5モデルは、1位がトヨタ「ハイラックス(Hilux)」で6,234台、2位がいすゞ「D-Max」で4,426台、3位がトヨタ「ヤリスエイティブ(Yaris ATIV)」で3,885台、4位がトヨタ「ヤリスクロス(Yaris Cross)」で2,984台、5位がホンダ「シティ(City)」で2,752台となった。

・FTIが発表した8月の生産台数は前年同月比20.6%減の11万9,680台。 国内販売向け生産が全体の30.8%、輸出向けが69.2%を占めた。乗用車、1トンピックアップ、5-10トントラックの生産が前年同月に対して減少した。1-8月の累計生産は前年同期比17.7%減の100万5,749台。

・8月の完成車輸出台数は、前年同月比1.7%減の8万6,066台。FTIが指摘したマイナス要因には、イスラエルとハマスの戦闘により中東への輸出が妨げられたことなどがある。地域別では豪州、アフリカ、欧州への輸出が減少した。完成車輸出は金額ベースでは前年同月比0.2%増の603億バーツだった。1-8月の累計輸出台数は前年同期比4.9%減の68万8,633台となった。

・2024年第4四半期のタイ経済は、ペートンターン新首相の緊急政策と2025年度予算からの財政支出に支えられて改善すると予想される。タイ証券取引所のSET指数も、最近発表された米FRBの利下げに合わせ、年末までに上昇すると見込まれる。

2024年09月09日(月)

・9月6日付の南米の複数メディア報道によると、GMのエクアドル工場の正式な閉鎖が発表された。

・エクアドルのGM OBB工場の従業員320人は、1975年の操業開始から48年となる2024年9月6日に最後のシボレー「D-Max」を生産したという。

・GMは2024年4月にすでにエクアドル工場の稼働停止を発表していたが、その主な要因は工場の稼働率が13%と低い水準にあることだった。

・エクアドル工場では合計で88万7,297台の車両が生産された。2025年からはGMのすべてのブランドポートフォリオが輸入されると予想されている。

(Multiple sources on September 6, 2024)