CX-5 (Mazda)

 ニュース
2024年07月10日(水)

・マツダの北米法人であるMazda North American Operations (MNAO)は7月9日、2025年型となるコンパクトクロスオーバーSUVの改良型「CX-50」の価格と、ハイブリッド車(HV)のラインナップへの追加を発表した。

・「CX-50」は、全輪駆動(AWD)が標準となっており、3種類のパワートレインから選べる10種類のパッケージが設定されている。

・「CX-50」Hybridのプラットフォームは、2.5L 自然吸気4気筒エンジン、ハイブリッドEVバッテリー、3つの電気モーター、電子制御無段変速機(eCVT)、および最高出力219 hp、最大トルク163 lb-ftを発揮する標準設定の電動AWD(eAWD)で構成されるパワートレインパッケージ、トヨタハイブリッドシステム(THS)を中心に設計されている。

・「CX-50」Hybridの燃費は、米国環境保護庁(EPA)推定複合燃費で38 mpg (約16.2km/L)となり、「CX-50」2.5 Sモデルに比べ100マイル(約161km)以上航続距離が伸びるという。

・Skyactiv-G 2.5L自然吸気4気筒エンジンを搭載する2.5 Sモデルは、レギュラー87オクタン価ガソリンで最高出力187hp、最大トルク185 lb-ftを発揮し、Skyactiv-Drive 6速ATと組み合わせる。Skyactiv-G 2.5Lターボ4気筒エンジンを搭載する2.5 Turboモデルは、プレミアム93オクタン価ガソリンで最高出力256hp、最大トルク320 lb-ft、レギュラー87オクタン価ガソリンで最高出力227hp、最大トルク310 lb-ftを発揮し、Skyactiv-Drive 6速ATと組み合わせる。

・2025年型モデルの新機能として、「CX-50」の全車両にAlexa Built-inを搭載。ドライバーはハンズフリーで車内の温度調整やラジオの選局、スマートホームデバイスの操作などを音声で指示することが可能になった。

・改良型「CX-50」の価格は3万300ドルから。アラバマ州ハンツビル(Huntsville)工場のMazda Toyota Manufacturing, USA, Inc. (MTMUS)で生産され、2.5 Sと2.5 Turboは8月から、Hybridは2024年後半から発売される。

(Mazda press release on July 9, 2024)

2023年11月07日(火)

・長安マツダは11月3日、南京工場でコンパクトSUV「CX-50 (中国名:行也)」のハイブリッド車(HV)モデルをラインオフしたと発表した。

・e-AWD電子式四輪駆動システムを搭載している。同システムは車両の発進性能や運転の安定性を向上させると同時に、HV動力システムの高効率で力強いパワーを組み合わせることで、雪面や砂利道など複数の地形に対応でき、山地でのさまざまなライフスタイルに応えている。

・同モデルの発売により長安マツダの製品ラインナップはより充実する。11月17日に開催予定の広州国際モーターショーで発売を予定している。

長安マツダのWechat公式アカウントに基づく

2023年09月01日(金)

・長安マツダは8月25日、コンパクトSUV「CX-50(中国名:行也)」、コンパクトサイズのグローバルモデル「MAZDA3/昴克賽拉(アクセラ)」の2023年型モデル、コンパクトクロスオーバーSUV「CX-30」、コンパクトクロスオーバーSUV「CX-5」などのモデルを公開した。
・「CX-50」が搭載する「SKYACTIV TECHNOLOGY」によるエンジンやトランスミッションは、全世界でみると搭載車両が800万台を超えている。インテリジェント気筒休止技術が追加されたことで、微粒子捕集フィルターを装着せずに中国の自動車排出ガス規制「国6b」を達成可能である。
・「MAZDA3」2023年型モデルは7月に発売された。1.5Lと2.0Lバージョンの合計9グレードが設定され、価格は8.99万元-18.99万元。新世代「魂動2.0」デザインを採用し、「東方美学」コンセプトをベースとしたミニマルで優雅なデザインである。車体サイズは全長4,662mm、全幅1,797mm、全高1,445mmで、ホイールベースは2,726mm。アップグレードしたSKYACTIV-G高圧縮比ガソリン直噴エンジンと6速トランスミッションを搭載する。1.5Lバージョンは最高出力86kW、最大トルク148Nmで、総合モードでの燃費は100km当たり5.8Lまたは5.6L。2.0Lバージョンのうち最上位以外の6グレードは最高出力116kW、最大トルク202Nm、総合モードでの燃費が100km当たり5.8L。最上位グレードは最高出力132kW、最大トルク230Nm、総合モードでの燃費が100km当たり5.2L。駆動方式は前輪駆動。8.8インチのセンターディスプレイ、7インチのTFTフルカラーデジタルインストメーター、新開発のi-DM(ドライビングサポート)システムを標準装備する。一部のグレードにはマツダの先進安全技術「i-ACTIVSENSE」、360°アラウンドビューモニターなどの機能を装備する。
・長安マツダは2024年以降、新型の電気自動車(EV)を毎年1-2モデル発売し、中国国内市場のユーザーのニーズに応えていく計画。

長安マツダのWechat公式アカウント公式サイトモデル情報に基づく