・トヨタは7月24日、米ウエストバージニア州のバッファロー工場(TMMWV: Toyota Motor Manufacturing, West Virginia, Inc.)において、世界の顧客に多様な選択肢を提供する全方位の電動化マルチパスウェイ戦略の中核をなす第5世代ハイブリッド・トランスアクスルの生産を開始したと発表した。
・新型トランスアクスルの生産開始は、2021年と2022年に発表された同工場への3億ドル超の投資の成果だという。
・新型ハイブリッド・トランスアクスルは、ミッドサイズセダンの新型「カムリ(Camry)」とコンパクトクロスオーバーSUVの改良型「カローラ クロス(Corolla Cross)」に搭載されており、トヨタの電動車ラインナップを支える主要部品である。
・トヨタは、多様な商品を取り揃えることで、すべての顧客にCO2排出量削減の役割を提供できると考えている。2021年以降、同社は電動化の取り組みを支援するため、米国生産事業に対し総額186億ドル超の新規投資を発表している。
・これまで20億ドルが投資され、従業員2,000人以上を擁するバッファロー工場では、北米事業用のエンジンとドライブトレイン部品を組み立てている。