Civic (Honda)

 ニュース
2024年04月23日(火)

・4月22日付の北米の複数メディアは、ホンダがカナダ政府とオンタリオ州における電気自動車(EV)と関連部品の生産について合意が近いと報道した。

・ホンダは同州で正極活物質の加工、EVバッテリーの生産、EVの組立などを計画しており、具体的な合意内容は1週間以内に公表される模様。

・カナダ政府が費用の一部を補助する予定で、クリーン技術分野の投資税額控除(ITC)が適用されると、設備費用額の30%が還付されるという。

・カナダのフリーランド財務相が先週発表した予算案には、EVメーカーがカナダにサプライチェーンの大部分を構築する場合、EV工場建設費用の10%を還付する新しい税額控除も加えられた。

・ホンダは現在、オンタリオ州アリストン(Alliston)工場で「シビック(Civic)」と「CR-V」を生産している。

(multiple sources on April 22, 2024)

2024年03月18日(月)

・カナダの複数のメディアによると、カナダのジャスティン・トルドー首相は3月14日、ホンダとカナダ政府がオンタリオ州New Tecumsethにあるホンダのアリストン(Alliston)工場の拡張工事について協議を続けていることを認めたという。

・トルドー首相が協議継続を認めたのは、フリーランド財務大臣とシャンパーニュ革新・科学・産業大臣がクリスマス直前にホンダの幹部と会ってから約3カ月後のことだった。

・「協議は続いているが、今日発表することはない」とトルドー首相は述べた。

・ホンダは政府による奨励策に基づき、2024年末までに工場拡張について決定し、2028年にも新工場を稼働させると予想される。

・ホンダが184億カナダドル(約2兆270億円)の電気自動車(EV)組み立てとバッテリー組み立ての可能性もある工場の予定地としてカナダを真剣に検討しているというニュースは2023年末に報じられた。アリストン工場の「シビック(Civic)」と「CR-V」生産ラインの隣の土地が建設候補地とみられる。

・実現すれば、オンタリオ州ウィンザー(Windsor)にあるステランティスとLGESのNextStar EVバッテリー工場(50億カナダドル)、同州セントトーマス(St. Thomas)にあるVWのEVバッテリー工場(70億カナダドル)、そしてモントリオール近郊にあるNorthvoltのEVバッテリー工場(70億カナダドル)に続くものとなる。

(multiple sources on March 14, 2024)

2024年02月07日(水)

・米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)の2月5日付発表によると、ホンダの米国現地法人American Honda Motorは、エアバッグの不具合により、2020年型から2022年型モデルの一部車両75万114台をリコールする。助手席の重量センサーが割れてショートすることにより、衝突時にエアバッグの展開が適切に制御されず、乗員が負傷する可能性があるという。

・対象車両は以下のとおり:

・センサーアセンブリのウェイトは、イリノイ州マリオン(Marion)のAisin Electronics Illinoisが供給している。

・販売店はシート重量センサーを無償で交換し、3月18日までにオーナー宛に通知書を郵送する。

(U.S. NHTSA documents on February 1-5, 2024) 1 / 2