Camry (Toyota)

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2024年03月08日(金)

・広汽集団は3月6日、広汽トヨタの第9世代新型「カムリ(Carmry、凱美瑞)」を発売したと発表した。2.0L/2.5Lのインテリジェントハイブリッド車(HV)とガソリンバージョンの全12グレードが設定され、そのうち9種類の2.0Lモデルの価格は17.18万元-20.68万元、2.5Lモデルの価格は未発表。

・TNGA-Kプラットフォームをベースに開発され、駆動方式は前輪駆動。ガソリンバージョンには2.0L 4気筒エンジン(最高出力127kW、最大トルク206Nm)を搭載し、Direct shift-CVTを組み合わせる。最高時速は205km/h。

・インテリジェントHVバージョンには2.0L/2.5Lの4気筒エンジンを搭載し、E-CVTを組み合わせ、2.4Ahの三元系リチウムイオンバッテリーを配する。

・2.0Lバージョンのエンジンは最高出力112kW、最大トルク188Nmで、永久磁石同期モーター(最高出力83kW、最大トルク206Nm)を搭載し、システム最高出力は145kWとなる。

・2.5Lバージョンのエンジンは最高出力は136kW、最大トルク221Nmで、永久磁石同期モーター(最高出力100kW、最大トルク208Nm)を搭載し、システムの最高出力は169kWとなる。WLTCにおける総合モードでの燃費は最低で4.2L/100km、最高時速は180km/h。

・7/12.3インチのTFTカラー・マルチインフォメーションディスプレイ、10.25/12.3インチのカラーセンターディスプレイなどを標準装備する。一部のグレードにはカラーヘッドアップディスプレイ(HUD)システム、クアルコムの8155車載チップ、先進運転支援システム「T-Pilot」などの機能を配する。

・未来感のあるデザインを採用し、グレードによりフロントなど細部のデザインが3種類設定される。車体サイズは、全長4,915/4,950mm、全幅1,840/1,850 mm、全高1,450mmで、ホイールベースは2,825mm。

広汽集団のWechat公式アカウント公式サイトの情報モデル情報に基づく

2024年03月01日(金)

・トヨタは2月27日、リアアクスル部品の不具合により衝突事故のリスクが増すとして、米国で2022年型から2023年型のミッドサイズピックアップトラック「タコマ(Tacoma)」約38万1,000台をリコールすると発表した。

・製造時にリアアクスルアッセンブリーの端部に溶接くずが残っていたことにより、時間の経過とともに特定のボルトが緩み脱落し、アクスルから部品が分離する可能性がある。

・トヨタは、ディーラーでリアアクスルを点検して、緩んだボルトを無償修理するとしている。

・その他にも下記内容のリコールの届出があった:

  • トヨタは、トランスミッションの不具合により、フラットな路面で車両が低速で前方で動き出し、衝突の危険性が高まるおそれがあるとして、フルサイズピックアップ「タンドラ(Tundra)」、フルサイズSUV「セコイア(Sequoia)」、フルサイズSUVのレクサス「LX 600」の約28万台をリコールした。
  • ヘッドレストブラケットの溶接に不具合があるとして、2023年型から2024年型のガソリン車とハイブリッド車(HV)を含む「カムリ(Camry)」約4,000台強をリコール。
  • また、バックカメラの不具合によりモニターの映像が表示されず、ドライバーの後方視界が狭くなり衝突リスクが増すとして、2023年型の「ミライ(Mirai)」及びレクサスブランド車約1万9,000台強をリコールした。

(Toyota releases from February 21-27, 2024) 1 / 2 / 3 / 4

2024年02月26日(月)

・2月22日付の米国の複数メディア報道によると、トヨタは北米で3件のリコールを実施すると発表した。

・一件目は、ニュートラル状態でも動力の伝達が続く可能性があるとして、米国でピックアップとSUV約28万台を対象にリコールする。

・同社は声明で、「車両をニュートラル状態にシフトしても、トランスミッションの特定の部品が直ちに切り離されず、動力がトランスミッションに伝わることで車輪が回転し続ける可能性がある」と指摘した。

・その結果、「フラットな路面でもブレーキペダルが踏まれていないと、車両が低速で前方に動き出し、衝突の危険性が高まる」恐れがあるとしている。

・リコール対象車は、2022-2024年型のフルサイズピックアップ「タンドラ(Tundra)」、フルサイズSUV「セコイア(Sequoia)」の一部、2022-2024年型のフルサイズSUVのレクサス「LX 600」の一部。

・ニ件目は、ソフトウェアに不具合があるとして、北米で1万9,000台をリコールする。ドライバーが車両をリバースにシフト変更した際に、米国の安全規制で要求される時間内にバックモニターの映像が表示されない可能性があり、後退時に衝突の危険が高まるという。

・リコール対象車は、2023-2024年型の「ミライ(Mirai)」およびレクサス「LS」、「LC」、「ES」の一部。

・三件目は、ガソリン車とハイブリッド車(HV)を含む「カムリ(Camry)」約4,000台について、後部座席の折り畳みシートに取り付けられているヘッドレストに安全上の問題があり、「特定の衝突事故の際に乗客が傷害を負う危険が高まる」として、リコールを実施するという。

(multiple sources on February 22, 2024)